ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

理想の図書館を作りたいと思うけど

NY Public Library 17

今年の夏は放送大学の集中講座を利用して司書教諭の資格を取るために勉強しています。

www.ouj.ac.jp

来週からテレビ放送が始まり、いよいよ勉強をしていくことになるのですが、先に予習として大学から届いたテキストを読み込んでいます。

司書教諭の資格を取ること自体は講習だけで済むので、司書そのものの免許よりは手間がかかるものではないのだけど、それでも自分にとって新しいことを勉強するのは楽しいものです。

なぜ司書教諭を目指すのか

もともとPBLなどに興味があったので「学習センター」としての学校図書館の役割の重要性を認識していたし、図書室を使って国語の授業をやることの必要性も考えていた。

ただ、本格的に図書館について勉強して、もっとちゃんと図書を扱えるようになろうと考えたのは、去年、ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップを高校の授業で実践したことが大きい。

www.s-locarno.com

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生徒が本と向き合って自分で学ぶときに、教員である自分があまりに図書室の情報について無知であることが、せっかくのワークショップの可能性を狭めているような感じがしたのです。

逆に、学校司書の方に色々と書籍を集めてもらったり生徒一人一人のレファレンスに付き合ってもらったりすることで、授業がかなり効率的に行えたことが非常に嬉しく思ったのです。

だからこそ、自分も学校で司書教諭の資格を取り、学校での司書教諭の立場に就いて図書館づくりをやっていきたいと思ったのです。

世知辛い図書館をめぐる状況

自分の勤務校の図書室は、司書さんの献身的な仕事ぶりもあって、教員の方が積極的に授業の利用を依頼すると、かなり色々な準備をしてくれる。また、蔵書自体もやや900番台に偏りがあるけど、SLA基準を満たす程度には冊数も揃っているので、比較的に経費が厳しいこのご時世においては恵まれているほうだと感じている。

もちろん、なかなか厳しい話も多い。 

www.s-locarno.com

教員の方が図書室を自習室や本の保管庫と勘違いしている場合があるし、去年まで積極的に協力してくれた司書さんが今年から経費の関係で事務と掛け持ち…というか事務にほとんど拘束されてしまって、まったく授業の相談もできない。金の問題は大いにわかるけど、これだけアクティブ・ラーニングの言われる時代に、そんな流れの中で図書館の役割が強調されている時代に……と、世知辛さを感じざるを得ない。というか、このまま行くと図書室が経費削減の名のもとに一気に劣化してしまいそうな予感もある。

だからこそ、自分もここで司書教諭にきちんと学校に認めてもらい、図書館の運営に関わっていきたいなぁと思ったわけです。

やってみたいことは色々ある

まあ、司書教諭になれるかは非常に微妙(現状、役職にいる人を追い出すことになるのだしね)だし、予算は削られる一方なのでやれることは殆どないのだけど……。

ただ、例えば、図書室のレイアウトを変えてみたりだとか図書委員会を使って読書会を主催したりと金がかからないでできることはあると思っている。それに自分が授業担当ということもあるので、パスファインダーを作って授業での活用を支援したり職員向けの利用案内を作ったりということも司書教諭の立場になればやれるよなぁと思う。

特に自分の強みを活かすのであれば、ICT関係は専門家ではなくてもやっぱり若手なので他の人よりはわかる部分は多いので、図書室に上手く配備できないか考えてみたいとも思う。例えばタブレットを数台導入するだけでもやれることはあるだろうし、まだ配備されていないWi-Fiについても、図書室専用のものをいれてもいいかもしれない。

妄想は膨らみます。

ただ、自分よ、本当にやれるのか…?

そんな楽しい勉強ではあるのですが、物理的に8月上旬までは研究発表があったりと自分が時間がない。学校のほうの仕事がやっぱり立て込む時期ですからね……生徒の保護者とも面談しなければいけないから自分だけではコントロールできない予定もありますし。

そんなことを考えてみると……アレ?放送を見ている時間なくね?課題解いている時間なくね?レポートの文献を買いに行く暇なくね?

……6万円をドブに捨てるかも……。

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