ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

【スポンサーリンク】

手書き?キーボード?書くことが苦手か、書くのが嫌なのか?

最近、夏休みボケをしているせいか、生徒がノートを書くことを億劫に思っている様子が目につく。

よくよく考えると、ノートに書くこと自体があまり好きではない。油断をすると目で見てわかったつもりになっていることが多い。

自分も手書きはあまり好きではないので、何か生徒と面談したときもキーボードを使うことが多い。それなのに生徒に対しては手書きで書けということを強要するのはちょっとずるいのではないかと思うことは多い。

書くことが苦手なのか、それとも書くことが厳密に言うなら手書きが嫌なのか、その辺りをはっきりと区別した方が良いんじゃないかと最近思うことはある。

手書きが苦手な生徒はいる

自分がまさにそれなのだけど、手書きをすることが精神的に非常に苦痛であるという人は少なからずいる。通して文字が書くのが嫌いなのかと言われれば単純に自分の汚い字を見るのが嫌になるし、自分の書きたいことをそのスピードに手書きがついていかないなど、書くという行為そのものに強いストレスを感じている。ただのわがままのように言われることが多いのだけど、体感としては、書ける文章の量であるとか集中して取り組め寝る時間だとか全然変わってしまう。

明らかに生産性が下がることが分かっているから、自分としても特に理由がないのであれば、キーボードを積極的に利用してメモを取るようにしている。 

キングジム デジタルメモ ポメラ DM200ブラック

キングジム デジタルメモ ポメラ DM200ブラック

 

ビバ!ポメラ。

逆に、キーボードであるならばストレスなくいろんなことをたくさん書くことは出来る。それなのに、手書きを強要されてしまうと途端に書く量が減ってしまう。これはなかなか馬鹿にならないことなんじゃないかと思う。

「書くこと」の指導は手書きでなければいけないか?

作文の指導と言うと、原稿用紙に向かい合ってひたすら文字を書いていくということが前提の様なイメージがある。ある意味で、文字を原稿用紙に丁寧に書いていくこと自体を美徳として考えているような先生がいるような気がする。根拠はないけれども「天声人語」の視写を生徒にやたらとやらせたがる先生が多いのもそれと同じような現象だと思う。理屈よりも体で根性で覚えると言うのが好きらしい。

でも、ちょっと考えてみれば、手書きというのはおよそ作文で推敲するという作業にはあまり向いていない。 それは文章を書き直すだとか構成を組みなおすだとかするの時に手書きはあまり融通が利かない。ちょっとした誤字だとか順序を入れ替えたりだとか、そういうちょっとした作業をするのにしたって偉く労力がかかる。

よくよく考えてみれば最近であれば色々な方法がある。例えばキーボードを使うこともそうであるし、 google が提供している google ドキュメントでは高性能な音声入力を利用することもできる。

こんなツールを使って作文を書くのはダメなことかしらん?

試しに音声入力を使ってみる。

実は今日のブログだけど、ほとんど、 google ドキュメントの音声入力を利用して記入している。まあ、句読点などが打ち込むことができないから自分で修正しながら書いてはいるけれども、変換ミスであるとか音声の聞き間違いであるとかはほとんど起こらない。実際自分の方で今回のブログは誤字をあえて修正していない。

なお、音声入力をしながら、編集もリアルタイムも同時進行に行うことができるので、多少のラグはあるとはいえ、キーボードが苦手でもどんどん記入をできる。

このあたりの機能はGoogleKeepのボイスメモと同じですね。 

www.s-locarno.com 

だから、アイデアが思い浮かばない時に適当に話しているだけでもかなり進捗としては良くなる。

普通のブログの執筆でもこれだけ役に立つのだから、キーワード入力が苦手な生徒にとってはこの音声入力は、かなり良い手段になるんじゃないか?

それこそ縦書き信仰すら足かせになっているんじゃないかと…

自分は親の敵くらいに手書きが嫌い。心の底から嫌悪感しかわかないくらいに書道に嫌な思いをさせられてきたので、本当に字のことを言われるとキレます。

そんな自分にとっては、キーボード入力や音声入力で、手書きの嫌いな生徒がどんどんと書けるようになる姿に良さを感じます。書くことを教えたいのにどうして手書きで苦労しなければいけないのか。

さすがに古典や漢文を横書きにするのは難しいとしても、生徒が自分の作文を書くなら横書きや縦書きも自由に選ばせてよいのではないかと思う。

ちょっと視点が変わるだけでどんどん書けるようになる生徒はいると思うのです。

これだけ授業や学習の支援をしてくれるソフトが世の中にあふれかえっているのに、教員の方が使えないために、チャンスを逃してしまうのはもったいないんじゃないかなぁ…。

Copyright © 2017 ならずものになろう All rights reserved.