ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

目線をそろえる

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再始動。いきなり模擬試験があって非常に慌ただしくしていたら、あっという間に日が暮れて一日が終わりました。

そんな忙しい日に限って新しいことを始める大事な打ち合わせがあったりと、なかなか予定の意地悪さを感じます。

学年団を先導すること

今回の新しいことは自分が首謀者(悪意のある言い方である)なのである。話がとんとんと進んだだけに、これから大きな落とし穴があるのではないかと戦々恐々としている。

たかだか、30分程度の事前資料に目を通してもらうことさえも、全然してもらえない状況なので、今後には不安しかないのですが動かしてみるしかないかなぁと。

今回の企画はとにかく教員の負担が重い。その負担に対して巧妙に誤魔化しつつも「頑張らないとダメですよ?」と脅しながら今日まで進めてきたけど、こうして企画の全容が段々と見えてくると、反発も出てくるのかなあという気がする。

まだ本日は研修だけど、これから実際に自分が当事者として進めていくことになったら、思い通りにいかないだろうし今までと違うことをやる負担感に文句は出てくるだろうなと思う。

個人的に現状のベストだとは思っていないけど、ベターな選択肢だと思っている。だからこそ、半年以上前から水面下で打ち合わせをしてきた。思い付きではないと思っている。

だからこそ自分が先導していかなければいけない部分は大きいのだけど、ワンマンになったら自分のクラスや授業が立ちいかないし、来年度以降につながらない。まあ、こういっちゃなんだけど、自分はできる。できると思うからやろうと企画したわけだし。でも、そうやって周りを置いてきぼりにしてもよいことにはならんだろうね。

生徒の方がよほど教員より素直で人の話を聞いて意欲があっていいぞ!と叫びたくもなる(笑)

自分事として考えてもらう

新しくてよく分からないことをやってもらうのだから、負担は大きい。半年で事あるたびに脅してきたけど伝わっているかな(笑)

でも、新しいことだからこそ、ちゃんと学年団で何を目指すのか、どこまでこだわるのかという目線をそろえて取り組んで欲しいと思っている。多少の方法論が違っても目指すべき方向があっていれば、それぞれの実情にあったよい展開ができるのではないかと思いたい。

そうなると自分がやるべき仕事は、明確で説得力があってやるべきことがわかるビジョンを描き出すことなのだろうけど……これがなかなか難しい。自分の理想が必ずしも全体の理想にはならない。だからといって全員で話し合いをのんびりとしているほど時間はないし、船頭多くして船山に上るってものである。自分が勧めたことなんだから、自分が責任をもってビジョンはしめさないといけない。

一番良いことは、どんなことばを使うかは大した問題ではなくて、自分事として考えてもらうことだろう。どうして今ここでこれを指導しなければいけないのかという意識だろう。

ま、普段、世の中に悪態をついて生きてきているので、こういう時に協力を得られなくても自業自得なのですが。

 

人を動かす 新装版

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