ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

次回はクラウドを駆使しよう

Cloud

考査が終わってしまった。もっと長い気がして油断していた。

うーん……まだ、アイデアが煮詰まりきっていないので、ちょっと頑張って明日の昼間に授業で何をやるかを考えないとなぁ…。

ただ、活動として取り組んでもらいたいことのイメージはできている…かな?

使えるものはなんでもつかう

学校が金を出すのを待っていると授業では何もできない。だからといって、自分が持ち出しで私財を投げうっては持続可能な授業は出来ない。

でも、現代は非常に便利なこともあって、Googleを初めとした多くのクラウドサービスを簡単に活用できる。

本当はセキュリティの面などを考えると、無料のサービスを安易に授業に取り入れて使ってしまうのは危ない気もするのだけど、例えばClassiだとか学校ウケのよい(嫌み)サービスは、呆れるほどに使い勝手が悪い。金を取っているサービスよりも無料のクラウドサービスの方が有能という状況なので、まあ、扱う情報について、万が一流出しても問題ない情報のやり取りに使うことにしようと思う。

世の中は一人一台タブレットだなんて言っていますけど、わざわざタブレットを買わなくても、生徒はほとんどスマホを持っているのが勤務校の状況だ。BYODってやつだね。

BYOD - Wikipedia

ほとんど…ってところが実は曲者だったりはするのだけど、グループワークで展開していくことで、誰かのスマホで集約してくれればいいよ……ということで。

ネットに繋がる機材さえあれば、あとはOneDriveでオフィスの基本的な機能は使えるし、もちろん、Googleドキュメントでもいい(結果的に.docxにしてもらうけど)。

ま、縦書きが使えませんけどね!!個人的には縦書きでなくてもよい気はするのだけど、国語の教科書を初め、国語に関わることは縦書きで統一されているので、横書きが混在してくるのもちょっと気持ち悪いというか扱いにくくなるのは悩みどころかな。

今回はDropboxに活躍してもらおう

これまでも、生徒の提出物をGoogleフォト経由で生徒に共有して学習に活かしてもらっていた。印刷が面倒だった自分たちのデバイスでいつでも確認できることで、自分で考えて情報を取捨選択してくれるだろうという期待。

今回はもう少し踏み込んで、Dropboxをしつこく使ってみようかなと思う。

つまり、授業で使う資料はすべてDropboxにアップロードして、あえて授業で配らないようにしてみるところから始めようかなと。

資料を印刷しないでDropbox経由で生徒に提示するメリットとしては

  • 授業準備の手間を大幅に減らせる。7クラスもあるとバカにならない。
  • 生徒は資料の整理がラクになる。
  • 資料の紛失もなくなる。→再印刷してやる必要もなくなる。
  • 印刷ならば省略してしまうような細かい資料も「とりあえずアップロードしておこう」という気持ちで気軽にアップロードして生徒に示せる。
  • スマホで確認できるので通学の荷物を増やさないで済む。
  • 無料

準備の手間が一気になくなるということは非常に大きい。

それに授業中に自分が色々なグループを回りながら撮影した話合いの様子の動画やワークシートの写真を、リアルタイムで資料のフォルダにアップロードしてやれば、生徒同士の交流も今までとは違った形で活性化できるし、それこそクラスを超えての情報共有だってできるようになる。……通信料は自腹ですけど。デバイスもこれをやりたくてiPad自腹で買った節はある。

www.s-locarno.com

大人は…というか教員は「印刷されたものじゃなければ見ないぞ」と何のためにパソコンを貸与されているんだお前は?と疑問に思うくらいにパソコンで物を見ない人が圧倒体に多いが、生徒はスマホで資料を見るというのであれば、それはそれで「まあ、ありえるよねー」とそれほど抵抗感がある感じはない。もちろん、デバイスの性能で嫌になったり何かメモを取りながら話すのであれば、紙の資料が欲しくなることもあるだろうけど、その時は自分としても別に紙の資料を個別に準備してあげればいいと思うしね。少なくとも全員に使うかどうかわからない資料を大量に渡すよりは、ずっと効率よく授業を回せる気がする。

また、提出についてもDropboxのファイルリクエストを活用しようと思う。生徒たちは以前のライティングワークショップでファイルリクエストを使っているので、この点についてはたぶん問題なくやれると思う。

www.s-locarno.com

生徒への最終的な共有も圧倒的にしやすいし、自分の方で少し編集しなおして再配布するのにも都合がいい。

ま、難点が何かといえば、学校のLANではDropboxに接続できなって事ですね!全部、自分の通信料でテザリングしてどうにかしなければいけないのが、本当、あれだね!

タダでもやれることはある

上に書いたことは、まあ、持ち出しで機材を準備している部分はあるけど、基本的には今ある道具だけでかなり色々なことをやれるわけです。ICT教育と銘打つのはどうかとは思うけど、ICTで間違いなく授業のスタイルを変えることに繋がっているし、業務の効率化にもつながっていると思う。

ただね、面倒なのが「校内で生徒にスマホを使わせるのはルール違反だ!」と言い出す教員がいることですね。

ま、聞こえないふりをします。スマホが爆発するのであれば、使わせないことを徹底しますが。スマホを使わせて生徒が遊ぶくらいのことしかやらないなら、それは別にスマホがなくなってその授業に参加なんてしていませんから。

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