ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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個人面談の季節です

Children

秋も深まるこの時期は生徒面談と保護者面談の時期ですね。

基本的に担任一人に対して30人以上を相手に面談をしていると、段々とダメージが蓄積されていくので、この時期の自分のコントロールは難しい。

でも、段々と色々と悩みを抱えている時期だけに、丁寧に話を聞いていかなければなぁと思うのです。

面談のやり方なんて習ったことない

この個別面談って、生徒や保護者に与える影響力の大きさからすれば、一年の中でもかなり重要なイベントである。しかし、思い返してみれば、担任二年目のワタクシ、誰にも面談の方法なんて教えてもらっていないなぁとしみじみと思うのです。

一応、全体研修という形でアサーションだとかは習ったりはする。

マンガでやさしくわかるアサーション

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アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

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思い返せば、大学の時に「教育心理」だとか「教育相談」だとかの授業で、保護者対応なども含めて、カウンセリングなどの話を含めてこういう話は習った記憶がありますが、頭でっかちであって技術的なトレーニングをしている訳ではないので、まあ、役に立っているかといえば微妙である。

こうして保護者面談の対応を学ぶのは、完全に独学である。……独学?そもそも学んでいるのか?自分は。

他の先輩の人に聞けばいいとも思うものの、まあ、一身上の都合により聞きません

まあ、職員室が機能不全に陥っているのは、年齢構成のいびつさゆえに、全国様々な職員室で起こっていることでしょうから、ここで取り立てて何か申しませぬ。

思えば、こうしてぶっつけ本番で保護者と何かを話すなんて、非常に大きなリスクを背負ってしまっているなあ……と思うのです。

面談が与える影響は大きい

舌禍という意味では、これだけ口が悪いので何度も痛い目に合ってきているのだけど、なかなか直りませぬ。

大なり小なり生徒や保護者に影響を与えるのだから、責任をもって対応しなければいけないのだけど、つい口先だけでどうにかしてしまうのは、非常に悪い癖だろう。

個別面談は時間をかけて生徒と話すことになるだけあって、生徒に与える影響は小さくない。

まあ、面と向かって罵倒されることはないだろうけど、よその生徒が面談の内容に悪さをこれでもかと叩いているのを聞くと、担任のスタンスと言いますか、底は見透かされているなぁと思うしかないですね。

生徒にやる気を与えるのは難しいのだけど、やる気を奪ったり信用を失ったりするのは一瞬である。この非対称性なバランスは面談しないほうがいいんじゃないかとプレッシャーを感じます(笑)。

でも、面談したほうがよい場合も多いので、リスクを負っていくのは責任なのだろうなぁと思う。リスク管理なんて言ったら教育を聖職だと思っている人からすれば不快に思われるかもしれないけど、実際、自分のことばの影響力を思うと、生徒と面と向かって話すのはリスクがあるという自覚は持っているべきだと思う。

基本は「聞く」ことに徹する

カウンセリング関連の話を聞けば、最初に必ず「傾聴」と言って相手のことをきちんと聞くことが重要だと教わることになる。非常にシンプルに「相手のことを否定しないで粘り強く聞くこと」であるけど、教員という人種は人の話をろくに聞かない(笑)。

つい何かを言いたくなる性根を堪えて、言いたいことを丁寧に「聴く」ということは、教員が脊髄反射で「作業」しているとできなくなってしまう。そう、「聴く」ことに我慢できない面談は「作業」なんだろう。その作業ぶりが生徒に不信感を与える。

丁寧に聞こうとすれば時間が掛かる。時間が掛かることに教員側がどれだけ準備できるか……自分と根競べかな。

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