ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

何のために生産性か

Produce

週末に向けてかなり忙しくなっていく。というか、週末の授業のコマ数が物理的に多い(笑)。毎日、ノート回収をしていると生産性もへったくれもなく、仕事に追われているような気もする。

コツコツと機械的に…

日々の作業は頭を使わない。さっさと機械的にこなすに限る。やる気や集中力に期待すると、いつまで経っても仕事が先に進まないのである。

予め、やるべきことリストにしているからこそ、時間さえあれば常に100%でエネルギーを集中できる。

www.s-locarno.com

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最大の生産性向上のコツは、自分がやるべきではないことに手を出さないことだけどね。そうしているうちに、ダメな教員になっている気もするが。

まあ、意固地になることも多い職場です。

増やした時間で何をするか

機械的に仕事をこなして、もう、毎日、追われながら仕事をしているわけですが、一体、その増やした時間で何をしているのかと言えば、ダラダラと生徒のノートの添削や教室の見回りをしていて、別に早く帰ってはいない(笑)。

時間が増えれば、その分だけ、遊んでいるのである。生徒のノートを見たり、何気なく生徒に話しかけて情報を拾い集めるのは楽しいからね。楽しくなければ、こんな面倒なことはやっていない。

残念ながら、5時に帰るということが性格的に向いていないのかもしれない。今の仕事量であれば、余裕で5時に帰れるのだが、どうもそういう気にならない。もっと余裕を出すのであれば、授業についても新しいことをしないで、分かっている材料で、定型的に授業を回していけば、楽々なのである。

知識構成ジグソー法だろうと『学び合い』だろうと質問づくり(QFT)だろうと、毎回、同じことだけで回していれば、ま、それなりに学力はつくだろうし、一方通行の授業よりも面白くできるだろうとは思う。

でも、それではダメなんだ。自分がつまらんし、読むべき資料、参照すべき研究が山ほどあるのに、それを見ないふりしていることが、自分自身にとって気持ち悪いのである。もっといいこと、もっと正確なことを知りたいという自分のエゴなのである。

生徒へのコメントや授業そのものをテンプレート化なんてしてしまえば、もはやそれは自分にとって教員としての終わりである。

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