ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

2026-01-01から1年間の記事一覧

学校は「デジタルの中の民主主義」から逃げられない

今日は衆議院選挙の投票日である。 SNSが選挙を動かす時代に 2024年の東京都知事選、兵庫県知事選、そして同年の衆院選あたりから、日本でもSNSが選挙結果を大きく左右するようになった。「SNS選挙元年」とも呼ばれた2024年を経て、今回の2026年衆院選はその…

企業による教育プログラムの提供と教員の主体性について

カルビーが「ポテトバッグ部」という食農教育プログラムを2026年春から本格運用するというプレスリリースが出ていた。 prtimes.jp 袋型の培養土でジャガイモを育て、収穫し、食べるところまでを約4ヶ月かけて体験するプログラムで、スライド教材や栽培説明動…

「情報科」の誕生と、国語科が果たすべき役割

愛媛県の県立高校に初めて「情報科」が設置されるというニュースが報じられた(日本教育新聞、2026年2月5日)。伊予高校の「理数情報科」と新設の小松高校に設置されるとのことである。 www.kyoiku-press.com 情報教育は大切だからこそ こうしたニュースに触…

「AI人材育成」の光と影

千葉県のDXハイスクール域内横断支援事業として、ソフトバンクが高校生向けにAI活用人材育成プログラムを実施し、成果発表会を開催したというニュースを目にした。 www.softbank.jp 高校生たちがAIの基礎知識を学び、実際にAIを活用した課題解決の企画を立案…

「30分」という基準が学校を救うかもしれない

東京都教委が保護者からのハラスメント対策ガイドラインを策定した。2025年4月に施行された東京都カスタマー・ハラスメント防止条例を受けての動きである。 www.kyoiku-press.com 何が示されたのか 日本教育新聞の記事によると、ガイドラインでは、カスハラ…

リカレント教育の広がりと、教科教育の「射程」を考える

拓殖大学が社会人向けリカレント教育プログラム「TAKUDAIリカレント」を開始するというニュースが流れてきた。 prtimes.jp 少子高齢化と技術革新を背景に、社会人の学び直し需要が高まっている…という説明は、もはや聞き慣れたものになっている。 大学がリカ…

仕事が詰んでいる

色々と終わらない。

学校が「稼ぐ」ことの可能性と限界

こんな記事を見た。 prtimes.jp 学校発のクラウドファンディング 戸田市教育委員会が展開している「未来の学び応援プロジェクト」が興味深い。 ふるさと納税を活用したクラウドファンディングで、学校から提案されたプロジェクトを実現するための資金を募る…

個人の実践から組織の実践へ

今週のお題「変えたいこと」 文科省委託事業の「生成AIパイロット校」の成果を共有する公開学習会が2月2日に開催されるという。 reseed.resemom.jp パイロット校の担当者と直接対話しながら、活用の工夫や運用のポイントを確認できる場だそうだ。こうした実…

矛盾が示す現実

こんな記事を見た。 www.kyoiku-press.com 昨年の自殺者数が発表された。全体では初めて2万人を下回り、過去最少を記録した。一方で、小中高生は532人で過去最多を更新しているという。 この矛盾をどう受け止めるべきか。 社会全体では自殺対策が一定の成果…

風邪がどうも上手くなく…

風邪を引いた。 このところ、倦怠感が抜けない日々が続いている。 授業はなんとかこなしているが、正直なところ放課後にはもう何もできない状態だ。やらなければならない仕事が山積しているのに、帰宅すると即座に横になってしまう。 こういう時、改めて思う…

授業時数の削減に思う――時間の制約と向き合うこと

文科省の調査によると、標準授業時数を大幅に上回る教育課程を組む公立小・中学校が減少傾向にあるという。中学2年で言えば、標準1015時間に対して1086時間以上の授業を組んでいた学校が、昨年度より12.7ポイント減って2.5%にまで減った。小学校でも同様の傾…

やっぱりどうも調子が怪しくて

やっぱりどうしてか、調子がおかしくなっている。 忙しい時に限って何故かこんなことになるとは……。 薬を飲むほどではないので、どうしたものかなあ…という感じになっているので、これは困ったなって感じである。 【指定第2類医薬品】新ルルAゴールドDXα 60…

絶妙に調子を崩す…

なんか、中途半端なタイミングにどうも調子が悪い…。 【第1類医薬品】ロキソニンSプレミアム 24錠 ロキソニン Amazon 困ったときのロキソニン先生である。

コンテンツを考えがちだけど…

高校の国語ってコンテンツで考えられやすいんだよなあ…。 今後、発売になる本の目次を眺めて…うーん……高校の国語を語るのに、コンテンツの話ばかりなんだなあ……と見ていた。 まあ、そういう面があるのは仕方ないのだろうな…。

そろそろ確定申告の時期ですね

毎年この時期になると、少し憂鬱な気分になる。 そう、そろそろ準備しなければいけないのが、確定申告である。 自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和8年3月16日締切分 作者:渡辺義則 KADOKAWA Amazon 教員も無関係ではなくなってきた かつて確定申告と…

生成AIとの付き合い方で問われるのは「結果」ではなく「責任」である

生成AIが教育現場に入ってきて、自分たちはどう向き合うべきか。 この問いに対して、多くの議論が「どう使うか」「何ができるか」に集中している。 だけど、実は大切なのは別のところにもあるのではないか。 生成AIを教育で活用する際、自分たちが本当に問わ…

「青少年ネット環境整備法」見直しへ

ICT

こんな記事を見た。 www.kyoiku-press.com こども家庭庁が「青少年インターネット環境整備法」の見直しを検討するワーキンググループの初会合を開いたという。改正から8年ぶりだとか。 GIGAスクール構想という転換点 8年という時間は、子どもとインターネッ…

AIと教育の現在地――数字が語るもの、語らないもの

生成AIに情報収集させていて見つけた、教育におけるAI活用の統計をまとめたサイトを読んだ。 programs.com 125を超える統計データが並ぶページで、2026年時点でのAI教育市場の規模や学生・教師の利用動向が詳細に報告されている。 数字を見ていると、自分の…

授業時数を削ってまで研修時間を確保する

文科省が「調整授業時数制度」の具体案を示した。 標準授業時数を一定範囲で削減し、その分を「裁量的な時間」として再配分できるようにする制度である。この裁量的な時間は「学習枠」と「研究・研修等枠」に分かれており、後者は「授業改善につながる校内研…

2026年のトレンドから考える

こんな記事を読んだ。 news.microsoft.com マイクロソフトが米国時間2025年12月8日に公開した記事の抄訳だけど、マイクロソフトの記事だけあって、興味深いし実感に合うなあと感じることが多くある。 そして、そこには「AIがツールから協働パートナーへ進化…

「受験地獄」が英語版Wikipediaに載っている意味

たまたま、ウィキペディアを見ていたら英語版に "Examination hell" という項目が存在することを知った。 日本の受験システムが、海外からどう見られているのか。 Wikipediaによれば、この言葉が生まれたのは1970年代初頭とのこと。 明治維新後の試験制度に…

共通テストお疲れ様でした

2日間の共通テストお疲れ様でした。 明日は自己採点をする学校も多いでしょう。いつもどおり、普通の1日を過ごしてください。

共通テスト1日目、お疲れさまでした

共通テスト1日目が終わった。受験生のみなさん、そして現場で奔走された先生方、本当にお疲れさまでした。 1日目を終えた受験生へ まず、ここまでよく頑張ったと思う。共通テストの1日目は、長い受験準備の中でも特に緊張感の高い時間になります。 会場の雰…

2000年以降のセンター試験・共通テストの天気

共通テストの天気 明日は大学入学共通テスト。全ての受験生にとって、かなりプレッシャーのかかる一日になるだろう。 で、そんな日に気になるのが天気である。大雪が来ると、試験にかなりの影響が出るので。 ちなみに昔にこんな記事を書いたことがある。 www…

いつか、必要な時に出会うだろう

最近、若手の教員と話をしていて気づくことがある。大村はまや東井義雄、斉藤喜博といった名前を出しても、「まあ……うん?」という反応が返ってくるのである。 もちろん、知らないこと自体を責めるつもりはない。ただ、ああ、そういう時代なんだなぁ…と思う…

共通テスト、「もしも」の時のために

週末はいよいよ大学入学共通テストである。受験生のみなさん、準備はいかがでしょう? この時期、自分が教えている生徒たちも緊張した面持ちで過ごしている。学力面での準備はもちろん大切だが、同じくらい大切なのが「もしも」の時の備えなのだ。 想定して…

暴行動画拡散事件が問いかけるもの

栃木県立高校で撮影された暴行動画がSNSで拡散され、1億回以上再生される事態となった。県教委は「誹謗中傷はやめて」と呼びかけ、学校には200件以上の電話が殺到し、部活動の大会出場を辞退するところまで出ている。 digital.asahi.com この事件について、…

合格の先にある6年間のこと

中学入試のハイシーズンである。 中高一貫校で教員をしていると、中学入試で入学してきた生徒たちを6年間という長いスパンで見ることができる。 その中で強く感じるのは、学校と生徒のミスマッチがあると、その6年間は本当に辛いものになるということだ。 ミ…

やろうと思えばだいたいお試しは出来る

何かに挑戦してみたいと思ったときに、とりあえず不格好でも試すことは出来るのだという感覚を持てるかどうかは重要だろうと思う。 授業の中で、特に探究学習の文脈において、自分がやってみたいことがあったときに、とりあえず、グダグダとしていないで、ま…

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