明日から毎年恒例の日本国語教育学会の全国大会です。
流行と研究と実践
大会研究主題は「豊かな言語生活を拓く国語教育の創造ー主体的・協働的な課題追究活動としての単元学習の開発ー」ということですが、「主体的・協働的」という語句が見られるあたりに、最近の業界の流れが察せられます。
こんな時代の流行を無視したような絵柄のチラシを作る一方で、その謳い文句は「アクティブ・ラーニング」ですから、流行も極まった感じがします。
まあ、そういう流行とは別に国語科には「単元学習」という発想と徹底した実践の蓄積がありますから、「主体的・協働的」というのは前提になるのでしょうが。
しかし、ちゃんと勉強していることが日々の実践に活かされて行かないと。また、こういうことがちゃんと研究されていることが周囲に伝えていくのも重要だろうなと思う。
せっかく良いものを研鑽していたとしても、こういうような訳の分からないが見た目を引くような話に邪魔されては困る。声の大きい人に振り回されやすいのが教育現場だけに、ちゃんとやっているところが声を大きくするのも大切。
何はともあれ楽しみ
何はともあれ、二学期の授業のためにも勉強になります。色々な話を見聞きできることが楽しみですし、知り合いができるのもいいですよね。
もし、明日、行かれる方がいたらよろしくお願いします。
……明日は、たいてい本をたくさん買うことになるので、お金とカバンを持っていこう。