みんな大好きAmazon echo。
Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: エレクトロニクス
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自分もechoがない生活が思い出せないくらいには、使い倒して生活しています。
そんなAmazon echoが今週になってパワーアップしていました。待望のKindle本の読み上げに対応したのです。
耳で聞くということのニーズ
実は今でもその気になればオーディオブック聴き放題サービスはAmazonにはあります。だから、今更、Kindle本の読み上げにechoが対応したからといって驚くことはないように思えるかもしれません。
しかし、今でもしつこくAmazonから「もう一度無料体験しませんか?」とメールが届くのだけど、気がすすまないこともあってなかなかワザワザアプリを増やしてまでオーディオブックを聴こうという気持ちにはならないのです。
今、持っている道具で、しかも追加の費用もかかることなく、手軽に始められるものはないのかと思ってしまう訳です。
自分の使い方としては「ながら聴き」しかしないのもよくわかっていますから、ながら聴きに月に数千円も払えません。しかし、あれば使ってみたいなーと思うくらいには興味がありました。
そんなワガママな欲望に真正面から受け答えてくれるのが、今回のアップデートと言えます。
意外とながら聴きは悪くない?
そんな比較的に低い期待値の中で、このKindle読み上げサービスを使ってみましたが、 使ってみると意外と悪くないものだと感じるのです。
当初の予定通り、基本的には「ながら聴き」です。他の作業をしながら聞き流しています。
オーディオブックとは違って、機械音声での読み上げではありますが、多少の不自然さは誤魔化せないものの読み間違えや意味不明になってしまうことは殆どなく、聞き取りやすい音読となっています。
まあ、改行に弱かったり専門用語が弱かったりはしますがご愛嬌。
作業をしながらのながら聴きだと理解は1割くらいしか無理ですが、「あらすじやキーワードが拾えれば後から読むしいいやー」って本については、割り切って活用できます。
むしろ、Kindleでデータだけコレクションしていた積ん読本をサクサクと消化していくには都合がよいのです。耳で聞いてみて面白そうならKindleで読めばいいと優先度をつけられる訳です。
しかも、恐ろしいことにこのサービス、Amazon prime readingでダウンロードした本にも対応しています。
無料でダウンロードできた本が無料で再生できるとか、とんでもないサービスです。
先日に紹介しましたが、 prime readingの本にはかなり良書と混ざってます。
え…これ、一気に処理できる情報量が増えません!?
まだまだ残念なこともありますが…
持ち上げてみましたが、まだまだ、残念なところは多いです。
油断すると改行らしきところでバグって永遠に沈黙したり、音声で開こうとしても意外と狙った本が開かないで音楽再生が始まったり、細かい操作はアレクサアプリからしか出来ないんだけどその使い勝手が悪かったり…。
しかし、そんなことよりも、扱える情報量が圧倒的に増えることがとてつもないメリットに感じます。
スマートスピーカーはまだまだ趣味の道具でしたが、今回のKindle本読み上げ対応によって、知的生産ツールとしての側面も持ち始めたのではないでしょうか?
公私にわたって楽しく活用できるAmazon echo。ここがまさに買い時!?