ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

まだ終わらない三学期

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全国色々な学校で本日が修了式であるようですね。

しかし、勤務校は土曜日は授業日なので、実は明日までが三学期なのです。

いや…そこは今日で終わりでいいじゃないか!と思うところもありますが、まあ、事情も分かるので仕方ない。

平穏無事の価値

今年一年間は生徒がケガして病院に運ばれるようなこともなく、無事に一年が過ぎ去っていったなぁ…という気分がある。

多少、色々と踏んだり蹴ったりはありますが、それでも坦々と無事に一年が過ぎ去ってくれたことに一安心である。

担任としては二年目である。事故なく過ごすことができたのは運がよかったというだけである。生徒にクラスルームとしての成長を実現できているかと言われると、かなり厳しい評価をせざるを得ない。

生徒たちはみな良心的である。しかし、その良心に甘えて、自分はいったい何を生徒にしてやれたか。模擬試験を受けろとか、ちゃんと英語と数学を勉強しろだとか、そういうことはやれたんだけど……まあ、つまらない話ですね。

授業担当として、授業に対してそれなりに手応えを感じているのに対して、担任としてはまったく何をしたのか行方不明である。

いったい、担任って何者なのでしょう?さっぱりわかりません。

そして、冷たいようだけど、別に担任だからと言って自分のクラスに特別感はない。放課後になればどこのクラスにでも出没するくらいには、別にクラスにこだわりはない。

裏を返せば、クラス分けについても全く興味がなくて、為すがままである。

うーん……冷たいのでしょうか。

とはいえ、愛着はある

この無事に終えられたクラスに愛着がないわけではない。

残念なことに思い通りにはならないものである。

傲岸不遜の天罰なのだろうか。

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