つくづく四月は忙しいと感じる。
いや、去年はここまで忙しくなかったような気がする。今年から分掌が増えた(5つ)こともあって、忙しいのか。まあ、忙しさに身を投じるということは他人の忙しさへ寛容になれるので良いのです。それもまた勉強ですから。
少しずつ日常へ
新学期が始まったばかりというのは、高校三年生で慣れがあるとはいえ、さすがに気持ちとしては緊張感がある。
そういう緊張感がよい方面に作用してくれていると感じているので、担任としては嬉しく思ってはいるけど、緊張ばかりしていても身体に疲れはたまっていくので、やはり適度に「慣れ」は必要なんだと思う。
今週で全ての授業が一通り回るので、生徒にとっても、少しずつルーティンワークへと日常生活がなじんでいく。良くも悪くもそれは弛みにもなるとはいえ、多少の遊びを持たせることが、やはりいざという時の馬力になるのだろう。
自分も張り切って高校三年生の担任を迎えているように思うけど、少しずつ、日常へ、テンションを緩めていかないとなぁと思う。大人が張り切りすぎるのは、子どもにとっては興ざめでしょうから。
少しずつ辛くなるはずだから
進路関係のイベントもたったこの2週間の間に何度かあった。
そうして進路の話となると、決して、生徒にとっては面白い話ばかりではない。甘い考えを持っている生徒には冷や水を被せなければならないことも多いのだけど、そういう言葉が素直に聞ける場面ばかりではないのも難しいところだ。
でも、この先に、一生懸命になればなるほど、上手くいかないときの苦しさはあろう。
そして、やっぱり人間関係も揉めるだろうねぇ…。
そういったしんどさをどうにかカバーできるだけの余裕を持って生活したい。大人の余裕のなさは、生徒にとって毒にしか為らないでしょう。