今週は授業見学に来ていただきました。
何度か授業を見ていただく機会はあるのですが、やっぱり授業をみてもらうのは自分にとって勉強になるなぁと感じます。
授業を見に行くことは多いけど
基本的に、自分はしがない私立高校の教員なので、どこかの大学附属のように大々的に毎年公開研究会を行うわけでもないので、授業見学に来ていただくよりも、授業見学に出かけていくほうが多い。
外で授業を見ることは、それはそれで勉強になるのだが、やっぱり自分の教室で何が起こっているのかということを考えて、明日からの授業を直接的に改善するのであれば、授業を見てもらうほうがよほどいい。
授業研究会の感想を伝えることは、自分の勉強にもなるので大切なことだと思うのだけど、やっぱり自分の授業の感想だって欲しいのです。でも、そのためには見てもらわないとどうにもならないですからね。
公開研究会を嫌っている人は多いようですが、無い立場から見れば羨ましいものです。授業についての議論こそ、やはり我々の仕事の本分でしょうし。
誰かと学ぶということ
授業研究で思い出すのが、やはり吉田新一郎さんの本だ。
この本で述べられている「アクション・リサーチ」のような授業研究を仲間と繰り返すことが大切だと思うのである。
上の誰にも読まれない指導案だって、誰かにいつか共有して色々な議論ができればいいなぁと思っているのです。なかなか校内で指導案を流してもフィードバックをもらえなかったことが悲しいのだけど。
その意味で今回、見学に来ていただけたのは嬉しいものです。
そして馬脚を現す…
しかし、ちょっとよそ行きの態度を取ろうと、ちょっと策を弄するとダメですね(笑)。
結局、普段からできていないことは、結局、全然、できないのです。
誤魔化してどうにか……できないものです。
うん、だからこそ、他人が入って緊張感がある中で授業ができるのは面白い。