夏に向けて、個別面談がお仕事です。
しかし、面談する意味があるのかとイライラしているのである。指示していることを聞けないのだから面談しても無駄だろうとイラついているのである。
本当、腹に据えかねることが多すぎるのである。イラついても無意味だし大損だと分かっていてもイライラするのである。一体、これまでの指導は何だったのかという怒りである。簡単に自分が悪いと反省できることばかりではないのだよ、こちらだって。
受験は勉強するしかない
受験勉強の良し悪しだとか興味ないのでここで論じる気はないけど、それなりに努力すればそれなりのパフォーマンスを得ることができるものであるから、メソッドとして色々なことが商売にもなっているわけです。正しく努力すれば正しく結果を得られるはずだという目論見を持っていいものです。逆に言えば、積み重ねも何もないところに逆転なんて起こらないわけで、その意味では非常に公平なわけです。
だから、それなりに受験で成績がいい生徒は、何かを我慢強く続けて積み重ねているのが事実である訳で、努力もしないのに大言壮語を吐くのは、そうした積み重ねへの侮辱であると思うのである。
高望みをしたいなら、勉強する。そういうシンプルな話である。
それができないなら、あまり周囲に大口をたたくのはお勧めできない。というか、クラスではやってもらいたくない。
受験に当たってはナイーブになるんだから、ちゃんと周りに気を遣ってくれよと思うのです。
コツコツやるのは訓練だ
これから受験生の夏を迎えるわけだけど、今まで忙しく与えられたことだけに追われていた人が、いきなり自由に毎日十時間も勉強できない。だから、丁寧に夏を迎える前に何をしたらいいかということを整理していくわけです。
計画の立て方をちゃんと現実味のあるものへと整理したり、一日の時間割を一緒に考えたり、PDCAの回し方を教えたり……と色々と丁寧に実例を挙げながらやり方を教える必要がある。
本当はもう少し早い段階で指導できればいいのだけど……まあ、人の話を聞けないのがそもそもスタートからか。
こういう話を面談でしてもどうせ聞いていないのだろうとげんなりと心が萎えているのである。
まあ、やるんだけどね……。