ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

前向きに語れないことの気の重さ

Down

夏の受験に向けての面談は面白い話ばかりとは限らないのです。

先々のことを考えれば、適当なことは言えないし、だからといって気持ちを折るようなことを言う必要もない。バランスなんて簡単にいうけど、簡単には判別つくものではないのです。

アドバイスは生産性がない気がする

求められていないアドバイスほど、無駄なものはない。でも、学校としてはアリバイ作りのようにアドバイスをしないとダメだと言われるのも……まあ、面倒ですね、気分的に。

そもそもとして、自分たちでどのように何をしたいのかと考えだして、試しにやってみて、全く上手くいかないと気づいて、やっと人の助言も聞けるようになる。何もしないのに、助言だけ求めてやってくるというのは、効率の良さではなくて手抜きにほとんど近い。

本当、今更という気分でもあるのだけど……なかなか、ようやく追い詰められてから動き出せるようになったというべきか……。別に受験だけが学校生活ではないので、勉強についてのPDCAを回せることがすべてではないのだけど、これだけ今更になって慌てるならもっと早く教えてあげれば……と思うけど、勉強に目が向いていないから話をきかないでここまで来ている訳で……まあ、すべてが結果論である。

何で今までやらなかったのだよと口走りそうになりそうだけど、それは大人の勝手な都合なわけです。ただ……まあ……我慢強くやってきた人のかけてきた時間の貴重さを思うなら、甘やかしてもと。

難しいところですね。

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