ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

コツコツと読み直す

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夏休みが本日でとりあえず終わり。月末に二日くらい代休を取りますが、実質的にはもう二学期が始まる気分です。

明日から授業などもしながら、出願の準備もしたりとやることは山積しているので、自分の勉強が進まない気がします。

来年のことをいうと鬼が笑うか

結局、夏の間には積読は増えたけど減っていない。まあ、一種の病気みたいなものなので諦めています。

しかし、休みの間はさすがに時間に余裕があることもあって、軽い運動をしたり文献を探しに出かけに行ったりいつもより多く本を読んだりできたりしていたので、明日から仕事をしてから自分の勉強ができるのかって心配です。

もう、院生時代が懐かしくなっております。大学院時代の同級生はみんなそれなりに偉いのです、まさに友がみな我より偉くみゆるのです。花を買ってきても一緒に見てくれる妻もいないので、淡々と勉強をするしかないのです。

高校3年生を受け持っているので、来年はおそらく中学か、高校に入学してくる生徒を受け持つことになると予想できます。分かりやすくいば、ゼロまた少しずつやっていくことになるんだろうなぁと思っています。思えば、三年前とまた状況が変わってしまっているのである。自分自身がゼロから勉強しなければいけないとつくづく思う。

まだ高校3年が終わったわけでもないし(むしろこれから本番である)、そちらを手を抜くのではなく、並行して淡々と下積みをしておこうと思うのである。いい加減、若手という年代でもなくなってきたので、そろそろ色々な形で一度、まとめてみることも必要だろうなぁと思っているし、勉強のスタート地点に戻らなければいけないと思うのです。

自分の勉強のスタート地点に戻る

そんなわけで、スタート地点に戻るため、実家から全集ものを運搬してきた。

自分は大学、大学院では教育学部であったものの、勉強していたのは日本語学や文法教育なので、割と王道的な国語教育の研究や研究史については疎い。というかほとんどノータッチである。

一応、それらしき全集を買って、院試に向けてあれこれと勉強はしたけど……それくらいですから、本当に足りていない。だから、こうして教員になった時に苦しんでいるわけですが……。

そんなわけで、雑に過ごしてきた学生時代を取り戻すべく、改めて全集ものを読み直そうと思うのです。

今回、読み直そうと思うのが以下の四種類。

  • 大村はま国語教室
  • 西尾実国語教育全集
  • 芦田恵之助国語教育全集
  • 倉澤栄吉国語教育全集

まあ、なんやかんやちょこちょこ暇つぶしに読んでいたりするのだけど、ここでちょっと順番に読み直そうかと。

もちろん、精読していたら全部で50冊以上あるので半年ではどうにもならない。だから、イメージとしては一日1時間くらいで1冊を拾い読みしていくような感じですかね。自分は高校の授業を受け持つことが多いので、上の全集ものだとあまり話としては直接、範囲が重ならない部分もあるが、大いにヒントになることがあるので、きちんと見ておこうと思う。

ゼロから始めたいのです

だんだんと今年が終わると担任も二周目になるので、たぶん、もっと気持ちに余裕をもって仕事をできるような気もする。だからこそ、授業を同じことに満足しないで改善と提案をできるといいな。

変わったことをやっている人に思われがちだけど、割と自分は昔ながらの国語教育の問題意識や価値観で教えられてきたはずなので、そういう視点で物を考えていると思うんだよなぁ。スタート地点を確認していこう。

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