ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

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あと60日になるのですなぁ…

Rockville Centre NY Library

カレンダーを眺めてみると今年度のセンター試験まであと60日になるのです。

生徒たちの焦りもいよいよといったところか。

個別面談も開始して、一人一人の志望校を確定させる作業に入っているのですが、なかなか悩ましいもので、最後の決断をする時期である。

カレンダーとにらめっこ

今の入試は自分の時とは当然様相が違っているし、親世代とは断絶と言っていいほど差がある。

色々な違いがある訳であるが、一番、顕著に違うのが「入試日程の数」なんじゃないかなぁ?今の私立入試は単純な一般受験のみならず、英語外部試験利用型の試験や得意科目型、全学部入試、センター利用入試などなど……。もう説明するのも面倒なくらいに入試のパターンが多い。

大学としても併願をマックのバリューセットのようにお得感を押し出して宣伝していることもあって、一昔前だとあまり考えたことのないような併願などもあったりなかったり……。

受験できる回数やチャンスは増えているとはいえ、何でもかんでも出願していても合格できるわけでもないし、受験日程が連続すると体力的に相当疲弊する。

いくら行きたい大学であったとしても4日、5日連続は現実的ではない。

だから、結局、自分の持っている成績と、行きたい大学と、浪人したくない気持ちと……色々なもののバランスを見て、いつ、どこで受験をするか決めていくのである。

思えば、自分の現役の頃は、入試も複雑ではなくて、一般利用とセンター利用くらいだった気がする。自分自身はセンター利用だけで押さえは問題なかったので、国公立の二次試験だけ受けに行けばよかったので、まったくカレンダーを考えるなんてしたことなかったので、不思議な感じである。

しかし、定額料金で何学部でも併願できるって大学はそれでいいのかね……と思ったりもするし、高校で何を習っていようと大学には関係ないって態度なのかと嫌みを言いたくなったり……要するに生徒が「受かるかも」といくつも出願したがるけど、甘くない現実があるので、色々と面談が揉める愚痴である。

螢雪時代2018年11月号 [雑誌] (旺文社螢雪時代)

螢雪時代2018年11月号 [雑誌] (旺文社螢雪時代)

 

ちなみに、蛍雪時代11月号には別冊付録で系統別受験カレンダーがあるので、併願作戦を考える受験生には必需品である。

最後の決断を委ねないで

なかなか決め手に欠けることが多くて、面談していても受験校を決定できないことは多い。

しかし、だからと言って、教員に「どこを受けたほうがいいですか」と聞かれるのは困るのである。聞かれたところで「こういう志望動向になっているね」という話はしてやれるけど「こっちのほうがいい」とは言い難い。

自分の受験である。自分が後悔がないように情報を集めて決断しなければダメだ。

でも、やっぱり難しいのも分かる。

高校1年生の1学期に理系、文系の選択を考え始めたときから、受験の選択肢は少しずつ狭まっていたのである。今、ある選択肢の中で四苦八苦することは、精神的に辛いのもよく分かる。

科目数を減らすほど、勉強を諦めるほどに、行く先の選択肢は少なくなる。

後悔とこの先の不安と、苦労して選ぶのである。

せめて、選んだ選択肢が後悔なければよいんだが…。

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