新年なので気を抜いて本を読んでいたりします。以前にも少しオススメしたことありますが、やっぱり面白くて何度も読んでしまうこの漫画を紹介します。
シュールな作品ですがとても面白いです。
ショートショートの面白さを凝縮
この漫画はショートショートのアンソロジーになっています。
すべての作品を貫くようなテーマざあるわけではないのですが、どの作品もかなり刺激のあるオチがあってクセになります。
こんな作品があるんだなぁとワクワクしながらどんどん次の作品を読みたくなります。
比較的、わかりやすい内容で書かれていますが、ちょっとした教養がないとわからないような作品もあって、作品の仕掛けは気づくとニヤリとできるのも面白いところ。
思わず星新一のショートショートを思い出すような作品です。
星新一の作品も、生徒には言葉が難しいと言われてしまうことがあるのだけど、ショートショートの凝縮された表現の工夫は楽しめるようになって欲しいなぁと思うので、文字のストレスがあるならこういう作品からハードルを下げて親しんで欲しいなぁと思ったりします。
いや、この漫画自体もさらりと読めるけど深読みもできるって楽しさがあるので、ショートショートらしい楽しさがあるんだと思う。
実はこれは…
実はこの漫画は生徒に薦めてもらって、こういう作品があることを知りました。生徒のほうがこういう面白い作品を知っているんだなぁと思わされた作品なので個人的な思い入れは深い作品です。
Kindleで手軽に手に入れることができなければ読む方が後回しにされていたかもなんて思います。でも、ちゃんと読んでみて反省するけど、よっぽど自分が選んでくるよりも楽しい作品でした。
生徒と本の話をしてみて、生徒の薦めを素直に聞き入れて読んでみないとダメだなぁも感じさせられた作品なので個人的な思い入れはあります。
冬休みの終わる前にぜひお読みください。