ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

地味な事務作業

My office

自分のことだけをやれるほど暇な時間はないのです。授業がないからこそ地道な事務作業が回ってくるのです。

副教材選び……

副教材は毎年見直しである。

基本的に、時間がある卒業生の担当が見本を見比べて、何がどうなのかということをまとめるのです。

まあ、例年は前年度のものを引き継ぐのだけど、次の周りが新テストに絡んでくることや授業数やクラス数などの微妙な変動によって見直す必要が出てきているので、丁寧に比較しているのである。

副教材は「副教材費」という形でお金をとっているものであるので、できるだけ担当がちゃんと授業なりで活用するものを選ばないとまずい。もちろん、成績も上がってほしいけど、総額でちゃんと考えなければいけない部分もあって……なかなか頭を使う。

最後はそれぞれの好みにならざるえないのかもしれないけど……十分に検討しあう時間と資料は必要だろうなと思っています。

細かい発注などはまた別の話である。

カリキュラムを考える

勤務校は色々な事情のために担当するコースごとに裁量で判断していくことになる場面が多いのだが、それでも年初にシラバスを示すことになる。

これもまた前年を踏襲することがほとんどなのだけど、次年度は色々あって見直しが必要である。

まあ……次の三年の周りを考えると、大学受験が大きく変わるタイミングであるので、ここで手間をかける必要はあるのでしょう。

こういうタイミングでないとなかなか本腰を入れて話し合う機会もないので、ちょうどよいタイミングなのかもしれない。あまり色々と教科のこと、授業のことを話すタイミングもなければ時間も取りにくいので、これもいい機会だろう。

パソコンの整理整頓

三年間で授業プリントをそこそろな枚数作っているけど、授業をしたまま放置しているとプリントに何を書いたかさっぱり分からない。

だから、まとめて分かるようにタイトルを付け直したり、中途半端に作りかけになっているプリントを抹消したり、授業に使われないで埋葬されていたプリントを供養してやったり……。

三年間の授業を振り返りながら、いろいろと整理するのである。

我ながら色々と工夫をしてたなぁ……なんて思ったり(笑)。ちゃんと三年分を見ると学習指導要領の指導事項を網羅できているので……うん、頑張った、俺。

たまには自分のことをほめてもいいじゃない。

たぶん、こうして作ったプリントであるけど、次の周りでは同じものは使わない。別のことをやるのだろうと思う。重複する部分はあるのかもしれないが、同じことはできない。

いつも授業準備が苦しい理由が、直前まで生徒の様子を見てから考えているからである。予習溜めができないのです。ぎりぎりまでネタを探して一番いいものを出したいのです。

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