ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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送り出す入試、迎える入試

Going Wild.

色々な入試が始まっている。この寒い時期は早起きすることが増えると、いよいよ入試だという気分になる。

センター試験……

今週末はいよいよ高校三年生の命運を決めるセンター試験である。

現在の入試制度上、国公立と私立の区別を問わず、センター試験は受験においてなかなか大きな比重を占めている。

センター試験は精神的にも体力的にもかなりキツイ試験の一つである。マークミスで毎年悲劇が起こっているし、ミスを誘発するようなタイトな時間割である。

例えば、一日目は最長の場合、9:30から試験が始まり、最後のリスニングが終了するのが18:10である。これが文系5科目受験だと次の日も9:30から試験が始まるため、かなり体力的には苦しいものがある。

受験を経験していないと見えにくいのだけど、センター試験は休み時間の過ごし方もなかなか難しい。どの科目の間も50分以上開いており、選択科目によっては朝と夕方……なんて待たされ方をすることもある。

余談だが、今はどうだか知らないけど、自分はセンター試験の時に科目が空いた時に会場から外に出られたので、近くのゲームセンターで太鼓の達人をやって、腕がパンパンになり次の時間の試験で苦労したのはよい思い出。

そんなこともあって普段から模試を受けておけよ……一日、別の環境で缶詰になる訓練しておけよ……とは言ってきたけど、実際の入試と緊張感も人の量も違うので、こればかりは……頑張ってもらうしかない。

送り出す入試

最近は、塾に限らず、学校も入試応援ということで試験会場に朝早く出向くことがある。その例に漏れず、本校もセンター試験の見送りに試験会場まで行くのであるが……他所の学校も数多く見かけるので……いやはや、ご苦労様です。

もともと塾でも働いていたので、入試応援は慣れている。むしろ、入試応援に出向いて生徒を見送ると「いよいよ入試だなぁ…」とテンションが上がる。

受験会場にくる生徒も色々である。

今にも泣きそうな顔をしてやってくる生徒もいれば、ほとんど手ぶらで来るような余裕綽々の生徒もいる。一時間以上前にくる生徒もいれば、集合時間数分前にくる生徒もいる。

かつていた一番の大物は、腕時計と筆記用具を忘れたので、応援に来ていた教員から奪って受験会場にいくという生徒がいたが……それで受かるのだから受験は色々である。

送り出す側が入試会場の前で慌ててもどうにもならない……とは思うものの、生徒の受験会場に向かう姿を見ると、色々、思うことは多い。

とりあえず、キットカットは二つ以上渡そうと思う。一つじゃ「きっとカット」されそうなので、二つ渡して「きっと勝つ」である。

迎える入試

弊社は私学なので自前で問題から会場まで準備して何回も何回も受験を行って受験生をお迎えします。

びっくりするような早起きをして、下手すると日付が変わるまで働く人がいる。そんな総動員体制で万全を期して受験生を迎える。

だんだんと回数を重ねてくると、疲弊してくるのも事実なのだけど……入試が後半に行くということは、それまで合格できないで苦労している受験生を迎えることになる場合が多い。だから、疲れたなんて言ってられないと、毎年、思うのだ。

一生懸命でない受験生はいない。

だからこそ、子どもたちを手厚く迎えたい。

以前、保護者面談をしているときに、なぜ弊社に入学したのかということが話題になったことがある。その時に言われたのが「説明会の時の先生が『うちにぜひ来てね』と本気で話しかけてくれた」ということだ。

入試説明会をしている側からすれば、全員に同じようなことは言っている気はする。

でも、中にはそういうありきたりに思えるような言葉であっても、ちゃんと気持ちを込めて、相手の気持ちを揺さぶれる人がいるのだな……と。残念ながらその先生はもう弊社にはいないのですが……。

悲喜こもごも

万全を期しても、思い通りにいかないことばかりなのが入試である。

せめて、たかが入試で、自分の生き方が迷走しないように…送り出すにしても迎えるにしても、そういうことを支えたい。

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