今日の午前中から、各予備校がセンターの分析を出しはじめましたね…。
センター試験 | 2019年度大学入試センター試験自己採点集計データネット
生徒たちからの不安な問い合わせがちょくちょくやってくるのですが、自分としても予備校のサイトで確認できる情報以上のことはないので心苦しいところです。
センター試験の中間発表も出ましたが、実際、どのやって合否が出てくるかは蓋を開けてみるまで分からないのですよ…。
取らぬ狸の……
何をどうやっても、各予備校が血眼になってデータを集めているとはいえ、実際の出願とは異なってくるために、予備校の判定通りに合否が決まる訳ではない。
だから、生徒のほうが心配になって色々と尋ねてくるのだが、安易に大丈夫とも言えないし、だからといってダメだとも言えない。さっぱり分からないのである。
もう少し、予備校の話を聞きに行ったり学校向けに提供されるデータがそろってくると見えてくるものもあるのだけど……現状ではちょっと難しい。
国公立大の出願については慎重に……考えるしかない。でも、ここで判定が悪くても逆転ができる大学もある。もちろん、もうセンターをひっくり返すのが難しい大学もあるので、本当にここから先の出願は慎重に……。
私大のセンター利用は宝くじ
生徒が気になっているのがセンター私大が取れるかどうかであるけど、こればかりはボーダー付近のものは全く分からない。
昨年比と比べてどうなのか、ということを色々考えたりするけど、ここ数年は私学定員厳格化の影響もあって、完全に読みがあてにならない。
出願の時点では当てにするなよ、まず合格しないからな、と念押しして出願させるのだけど……ボーダーになってしまうと気持ちをやきもきするよね…そりゃあ。
ちなみに噂の某N大学ですが、ざっと眺めた感じだと、確かに出願はかなり減っているものの、ボーダーにそれほど大きな動きがないようなイメージですかね…そもそもN大は少し去年合格者を多く出しているのでなかなかどうなるものか。
判定システムの差異の大きさよ…
生徒がやきもきする一番の原因が、各予備校によって判定に大きく差が出ることである。特に気になって気になって仕方ないセンター利用私大の判定の差が大きい。
だからといって「先生、どう思いますか」と言われても「知らん」としか言えない。
もちろん、去年との比較や予備校同士の比較などをすることで、もう少し情報を提供できるけど……まあ、結局、合格発表が出るまで分かりません。
詳細はまだもう少しかかるはず。落ち着いて受験生の皆様はお勉強ください……。