明治書院の『日本語学』が3月1日に発売になりますが、来月号は「書けない子」が増えているという特集です。
定期的に国語科必見の特集が組まれるので、忘れずに読みたい。
目次だけで楽しそう
著者情報は以下の通り。
〇書けない生徒が増えている 髙木展郎
〇書けない原因の究明と課題解決の方策 田中宏幸
――「長文記述力に関する調査」を手がかりに――〇書くことの実態を踏まえる、つまずきを取り除く 吉川芳則
〇中学校入門期における「描写」を学ぶ指導 甲斐利恵子
――単元「おはよう」から――〇作文嫌いから一歩前に進めるための実践 深澤公貴
――「書くこと」に取り組む生徒への三つの願い――〇生徒の「書くこと」に対する思いにどう応えるか 稲﨑由依
〇高等学校における「書くこと」の実際と指導の工夫 立和名猛
――「論理的な文章」を書くために大切なこと――
甲斐利恵子先生が書かれているのかー。中学校の入門期というのがなおさら気になるなぁ。
「書けない」ということが、割と人によってバラバラなイメージで捉えられるだけに、どういう内容や問題意識になるのでしょう。実践者の実践報告については、「書くこと」の指導は非常に手間がかかる指導であるので、どのような工夫をされているのか、どこまで生徒に期待しているのだろうということが気になります。
足りない練習の時間
国公立の二次試験に向けて問題の記述の添削もするし小論文の添削もする。
なかなか小論文が難敵で、授業で「書くこと」の練習が足りていないのだと思い知らされるところである。割と一週間くらい根気強く練習していると、かなりよいものを書けるようになるだけに……もっと普段から書くことに取り組まないとダメだなぁ……。
筆まめに、丁寧に、たくさん書く機会を保障しなければいけないのだなぁ……でも、気づいたら授業数が減らされていたりするので……儚いものである。