ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

授業記録をもっと取ろうと思って…

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次年度のことを考える余裕がある訳でもないけど、二週間後には二月は終わっているので、そろそろ次年度のことは考えておかないと……。

その一環として思うのが、真面目に授業の記録をもっと正確に残したほうがいいのかな?ということである。

今までは印象を蓄積

これまでの授業記録については、一部を除いては自分が授業中に感じたことを中心にその日のうちにメモするようにしていた。特にEvernote関連のアプリを活用して記録していることが多かった。

もしくは、ワークショップ型の授業をしていた時は、iPadを手にGoogleスプレッドシートにカンファランスの記録を取るようにしていた。

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Evernoteは検索性が高いので、あとから関連のある指導をした単元を読み直すことができたし、Googleスプレッドシートは生徒の変化やクラスの状況を一覧して把握することができる。

ただ、どちらにしも生徒の様子を自分が感じたことを自分の言葉で記録しているので、情報としては偏りがあるのは事実である。

生徒の学習記録を眺めて…

授業の様子や生徒の様子を確かめるためには自分の記録だけではなく、生徒の授業記録も併せて読み直すようにはしている。基本的に、毎時間、しつこく大福帳を書かせているので、その記述を見ると自分の授業と生徒の様子は思い返せる。

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もちろん、こちらも生徒の主観的な言葉で書かれているので、実際の教室でどんな言葉が使われたのかということについて、正確ではない。

時々、発表の様子などを動画に記録して、ビデオで確認することもあるが、それは生徒のパフォーマンス自体をきちんと評価したいときに例外的に撮影しているのである。まあ……なかなか見直す時間が取れるわけではないので、本当に例外的な活用である。

正確に言葉を拾う必要を感じる

しかし、この前の授業見学で授業の様子を見ていて、自分自身の授業でもっと生徒の言葉を拾って活かさないとダメだなぁ…と思わされたのである。

まず、生徒の様子をぜんぜんきちんと把握できていないのではないかと思うのである。記録は取っているので全くゼロ、理解できていないということはないとは思うのだが、生徒が前の授業でどんなことを話していたか、どんな表現を使っていたかということについて、細かいことをそれほど気にしていなかった。

しかし、それでは足りないものが大きいのかもしれないと感じているのである。

授業の柱になってくるような重要な生徒の言葉については、一字一句丁寧に記録するべきなのではないか。そんな思いがするのである。

だから、とりあえず、まずはICレコーダーでも使ってみようなぁと思い、さっそく購入を検討している。

安いレコーダーだと3000円台から変えるのだけど、まずはちゃんと使ってみようかなと思い、機能的に優れているものを買うことにしてみた。

場合によっては音声入力を活用して文字起こしなどもしてみてもいいのかもしれないと思っているので、機能がそこそこのミドルクラスのものを使ってみようかと。

さすがにすべてのグループにICレコーダーを置いて、そのレコーダーの録音をすべて聞きなおすなんて作業は出来ない(本当はそれをするべきなのか……?)。

だから、せめて重要な会話だけでも記録して、授業のフィードバックとして活用できないかな?と思うのである。

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