考査の返却が始まる前に、生徒の答案の分析をしています。
気付いたら帰宅が10時を超えていたよ……こりゃあ今週もしんどい。
考査は毎回分析してみる
自分は毎回、考査を設問別に得点率を集計している。
生徒の全体の傾向を見たいのと、どうしても記述問題を出しているので、あまりクラスごとに差がついてしまうとよくないと思っているので、目で見て確認するようにしている。
もちろん、平均点で見えるものは多くはないけど、感覚で捉えていることと実際に数字で出してみることは差が出てしまう。ちゃんと確認することの意味は大きい。
なかなか設問ごとに相関関係が出るかどうかなどまで調べてはみるのだけど、めぼしい結果が得られることは殆ど無い。結局、簡単に「●●をすれば勉強ができるようになる」というデータは得られにくいのだなぁと思う。
まあ……チマチマ自分がやるより、ハッティを読んで適切に考えたほうがいい気もするが……。
教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化
- 作者: ジョンハッティ,John Hattie,山森光陽
- 出版社/メーカー: 図書文化社
- 発売日: 2018/02/20
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数字にばかり囚われないようにするためにも、生徒にどう考えればいいかを戦略練るのがこの時期のお仕事である。
割と徒労な部分も大きいのだけど……パフォーマンスも必要なのです。