本日で一学期の全日程が終了。長い一学期?いや、やはり年々、一つの学期が終わる感覚が短くなっているように感じる。
添削物は積み残され……
人数は多すぎる、授業数は少ないという二重苦のおかげでまともに生徒の作品やパフォーマンスを評価する余裕がなかった。このことが生徒の活動の質を下げている気がしている。
評価が変わる、授業を変える: 資質、能力を育てるカリキュラム・マネジメントとアセスメントとしての評価
- 作者: 〓木展郎
- 出版社/メーカー: 三省堂
- 発売日: 2019/05/10
- メディア: 単行本
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生徒をきちんと見取るだけの余裕がないことが、すべての悪循環の原因になっているように思う。せめて、長期休業中に生徒から一学期に集めたものを丁寧に評価していこうとは思う。
もう、200人を超えてくると紙でものを管理すること自体に無理がある。ノートなんてとてもじゃないけど集められない。紙にしても全員がきれいに扱うならいいけど、結局プリントをなくすのだから、集めるだけストレスが溜まる。出せばいいというものでもない。
本当、心の底からICT化されてほしいと思うのである。整理する場所すらないのである。
明日からまた別の仕事…
ゆっくりと一学期の緊張を解きほぐしたいと思うのであるが、明日からすぐに仕事である。
せめて時間をかけて授業の振り返りの点検と、二学期の作戦を立てたいところなのだが。二学期にこそちゃんと立て直したいが、正直、授業数も人数も解決できないので憂鬱である。
生徒調査の結果が返ってきたが、あまりに他教科に比べて国語の学習に対して時間を割くことがない状況が可視化されている。色々と事情が分かるのだが、自分の戦略と工夫のなさが生徒の学びの態度に繋がっているのだから気が重い。
実際、自分が何を一学期に生徒に保障できたか自信がない。全然、酷いことをやってしまったのではないか。