ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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Twitterで一人読書会『授業づくりネットワークNO.33』③

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まだまだ引っ張るよ!!

www.s-locarno.com

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授業づくりネットワークNo.33―あなたの授業を変える12のポイント (授業づくりネットワーク No. 33)

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今回は特集テーマの二つ目の「協同」からです。

アクティブ・ラーニング、主体的・対話的で深い学びと「協同」は切り離せない概念だけに、丁寧に読みたいところです。

「協同」のコツ

授業という場は「強制」とは切っても切り離せない部分がある。だからこそ「協同させる」ということに対して警戒しなければいけないと思う。実際に、やってみて良さが分かることもあるし、苦戦することもある。苦手だと直面することもあれば、克服できることもある。「強制」ということに警戒しながらも、強制されたと嫌にさせないために何が必要かをよく考えたいところだ。

丸投げのALは強制にしかなりえないし、不満も多いだろう。

自分が研修に出たときに某B社などが、脈絡もなくいきなり周囲と話し合えとやるのは、まさにこの典型で嫌になる(笑)。必然性がないのに協同はさせられたくなんてないのは大人も同じなのである。

逆に言えば、必然的に他者が気になる、自分のことを聞いてほしいという文脈があれば、協同せよという指示の強制の色合いは薄まる。

活動していればよくやっていたと授業者も参観者も言いがちなんだけど、そう甘い話でもない。

子どもたちは、子どもたちなりの複雑な人間関係のなかを生きているので、協同というテーマを扱う時に同調圧力は気になるところ。自戒を込めて言うが、この同調圧力を見込んで、活動を考えるようなこと、教員には少なからずあるような気がする。だからこそ、「同調圧力は思考停止」という指摘はなかなか痛い。

誤解がないように付け加えておくけど、積極的に同調圧力で生徒を操作しようなんていうのは自分は好みではないです。ただ、そういう下心を無警戒に自分がやってしまっていないかという反省は必要だよなぁと思うのです。

学習者中心であることは、地道に学級を学びの風土として作りあげることであるし、学力をきちんと保障することである。

どのように力をつけることを保障するのか、そのために必要な集団をどのように作るのか。生徒を見るということの重要性は色々なところで感じるわけだが、相手が一クラスでも40人いるわけだけど、この人数の多さはやはり難しさを感じる。

マンパワーの力技で見ていくこともできるだろうけど、持続可能性が怪しい。だからといって、生徒の自己評価に委ねるのも丸投げであるし、踏み込まない評価では生徒が見えない。

特集③ 自立

三つ目のテーマは「自立」。高校生を相手にしていると、入試で選抜されていることもあって、あまり気にしなくなってしまうなぁと反省。

高校の先生の必殺技「義務教育でないからルールを守れないなら来なくていい」は、耳にすることがあるんだけど……そういうものではないのでしょう。

できないもの、適応できないものに対してどのように折り合いをつけることを学ぶのも学校という場所であろう。

モンテッソーリ教育は少しずつ注目されていますよね。ただ、自由に放任するではないのです。

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「自由にやってごらん」のために「選ぶ」練習。

子どもたちにどのように自由に対する信頼度を培っていくのかは、モンテッソーリ教育でなくても、普通の教室で当たり前に保障しなければいけないなぁと思うのです。

 

どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ)

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「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 (NHKブックス)

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