ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

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Twitterで一人読書会『授業づくりネットワークNO.33』⑤

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一人読書会の続きです。

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今日で分量的には折り返しになります。繰り返しますが、気になる内容があれば、ぜひ冊子本体をお買い求めください。

授業づくりネットワークNo.33―あなたの授業を変える12のポイント (授業づくりネットワーク No. 33)

授業づくりネットワークNo.33―あなたの授業を変える12のポイント (授業づくりネットワーク No. 33)

 

⑦ICT活用

ICT活用と言えば、豊福先生ですね。今回も端的に「文鎮化」してしてしまう原因と「文具化」するためのポイントがまとまっています。

教員が出来るようになってから、やっと授業をしましょうという話では、いつまで経っても授業にICTがやってくることはないし、生徒が一斉授業と異なるレベルで扱う情報量が増えているのに、すべてを管理しようという発想に無理がある。

 つまるところ、授業観の転換・再定義とセットなのである。

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この辺りの話は以前にも紹介しているので併せてご覧ください。

二つ目はプログラミングに関する論考です。これも最近はむしろ敵愾心を燃やされがちな分野なだけに、コンパクトに分かりやすい説明は助かる人は多いはずです。

実際に使ってみないと分からないことは多いのですよね。しかし、弊社もそうなのですが、自分の業務用のパソコンからScratchやMicro:bitを使おうとしても動作しないという残念なことになる人は少なからずいるはず。

とはいえ、今からでもやれることはあるので、色々と探して、今のカリキュラムに取り入れましょうという前向きなご提案です。

最後は子どもたちと一緒にやっていければ…と思う心の余裕も大切ですね。

次のテーマにも重なります。

⑦子どもから学ぶ

ALの流れを受けて「子どもから学ぶ」という言葉はやや手あかがついてきたように感じる部分もある。だからこそ、一旦、丁寧にどういうことかを考える必要はあると感じる。子どもから学ぶことは子どもに丸投げしておけばいいという話ではない。

ここで「子どもから学ぶ」というテーマの論考で、UDと特別支援教育の論考が選ばれているあたりに、気軽に考えてはいけないという戒めを感じる。

何を書いているか殆ど意味が伝わらないツイートで申し訳ないですが、詳しく書いてしまうと論考の解説そのものになってしまうので……。もし、興味があれば、ぜひ『授業づくりネットワーク』を手に入れてお読みください。

こちらも「子ども」を尊重して授業を作るとはどういうことかを述べている論考です。特別支援級での学びの特徴的なこともあれば、普遍的に教えるということを考えるときに必要な観点もあります。

これも具体的な実践を通じての論考なので、ぜひ、気になる場合は本書を手に入れてください。

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