ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

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授業の小説と趣味の小説

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あまり深入りできないところだけど、今年も生徒からやはり出てきたなぁという感じである。

「授業でやる小説は普通の小説と違って、細かいところまで工夫されていて面白いです」

こんな感想が出てくる時期になりました。

色々な要因が…

この手の感想に「授業が深いことできていて良かった」なんてお気楽な感想を持つほど、能天気ではないし、色々な生徒を見てきた。

この手の感想は、端的に言えば生徒の教員に対する忖度である。もしくは、自分が頑張ったことを褒めたいという自己満足のようなもの。要するに、テンプレートの感想であまり中身のあるものではない。

ただ、こういう感想の出ることの根深いのが、「趣味の読書と授業の読解はつながっていない」という生徒の意識であるし、そういう意識を小中の間に積み上げてきたという事実である。

難しいのが実際に、いくら授業で読解の方略を教えても日々の読書につながるという教えているときの実感もないし、生徒の方もやはり別物だと考えて読んでいる。授業の中で色々な方略を使って深読みできることや、誰かと意見を交換することは楽しいという手ごたえはあっても、それが日常の読書には繋がらない。

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これが読書についての問題点を雑多に掴むには分かりやすいかな。より本格的に踏み込むならば、

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まあ、そんな訳で、授業がなかなか読書に繋がらないのは頭痛いし、生徒の感想から読書と授業は違うのだという認識が出てきてしまうとなかなかショックというか、やっぱりなぁ…とこの先にどうしたものかと悩ましくなる。

地道に本を読んでいくしかないのかな

読解の授業をすることで、生徒たちが読める本の幅は広がるので、読解の軽く見ることは出来ない。ただ、読解を教えるにしても、基本的には「楽しく読める」という自信を深めるための手立てでいいと思っている。

定番教材は研究が多くあるおかげで、様々な技法を教えるのにも十分に自分が研究できる。

しかし、逆にいうと定番教材におんぶにだっこになっているから、自分の読書量がイマイチ少ないし、生徒の普段の生活に繋げられないのかもなと思うのである。

やっぱり、根本的に自分は国語の教員としては読書量は少ない。そもそも、あまり小説読むのも好きではないのかもしれない。活字が好きじゃないから、一か月の読書量も多くない。

うーん……自分が出来ないところから改めないとダメだな。

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