ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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言葉にどれだけこだわるか

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三学期の授業が始まっています。体調が悪いのだけど……。

なんと三月までに10回くらいしか各クラスの授業がない。いよいよカウントダウンといったところか。

初めは評論から

2020年の初めは評論から。正直、「城の崎にて」を上手く扱うめどが立たなかったので、順序を入れ替えたという部分もあるのだが、色々とイベントが多く、気持ちの切り替えがうまくいかない時期だからこそ、細かく色々な文章を読んでいくようにしようかなと思っている。

現代文テーマ別頻出課題文集―入試までに必ず読んでおきたい (駿台受験シリーズ)

現代文テーマ別頻出課題文集―入試までに必ず読んでおきたい (駿台受験シリーズ)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 駿台文庫
  • 発売日: 2010/11/01
  • メディア: 単行本
 

イメージとしては教科書の素材を軸としながら、上のテキストに載っている文章くらいの難易度と分量で色々な文章を読むという形で。

なかなか長い文章を読むには落ち着かない日々であるし、絶対的に言葉の知っている幅が足りていない。知識としての言葉を暗記させるのではなく、色々な文章を読む中で生きたイメージが浮かんでこないと厳しいだろうと。

まあ、あと端的に飽きるので、目先を変えて我慢強くやっていこう。

緩やかに思考ツールを使いながら

冬休みが明けたばかりで生徒の方が気分としては正月ボケしているような状況なので、いきなりアクセルを全開に踏まないが、ぬるいことはやりたくはない。

定期的に頭の体操としてシンキングツールを使ってもらっているが、今日使ってもらったのは「バタフライチャート」。

一つの命題で異なる立場を想定して、構造化して書くというものである。

色々と単元として考えていることはあるが、今回は生徒にはあまりとやかく言わないで気軽に書いてもらう。ただ、ちゃんと訓練になるように「個→集団→個」の流れは確保しつつ……。

普段の生活が、高校生は自分のことで忙しいせいか、異なる立場を想定する訓練は難しいようだ。ただ、立場の違いを表すために異なる言葉を使うということに気づいて、自然と辞書を引いたり他教科の教科書を開いたりしているのは、日常に足りないものを授業で補おうとしているようでよい傾向だなあと感じるのである。

グループにしてからの各意見の総合の仕方も、同じ論題で自分たちのとらえ方、問いの解釈の仕方に違いがあることに気づいて、ちゃんと問われていることの吟味に戻るという「回り道」をちゃんとできているのがよい。今、教えている生徒とも8か月授業を一生にやってきたが、行き詰った時に戻るというところまで身についているようで、少し成長していると思える。

まだまだ出せる意見が乏しいが……これは知識不足なので、今回の単元を通じてちゃんと補足されるはず。

しつこさの成果

冬休みに少し気が抜けたかと思ったが、生徒の方に少しずつ習慣の変化が出てきているのだと思う。気が抜けているのは間違いないが、それでも考えたり話し合ったりする過程が自然と行動に現れるのは、しつこく半年以上続けてきた成果だろうか。

話合いすら、しつこくやらないと自然にできないし、身につかない。

こういう無意識にできることが一つずつ増えることで、できることが少しずつ増えていくのである。

我慢。成果を焦っては、言いたいことだけ言ってアリバイ作りになりそうである。

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