ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

静かな三月が始まる

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一斉休業のために、この三月は誰も生徒がいない一か月となる。

実際に出席簿の整理をすると、三月の出校定数に0と書くとそのことがしみじみと実感される。

手持ち無沙汰

きっと色々とごたごたが終われば、手持ち無沙汰になるのである。

生徒の来ない学校はなんだかがらんとして寒々しい。とりあえず、溜まっている振休と有給を消化しつつ、教室の掃除でもコツコツやろうかなという気分である。

だいぶ気分としては落ち着いてきた気がするが、まあ、まだ落ち込み気味である。

これ以上の記入が必要なくなった出席簿を整理していると、ますます落ち込むことになるのだが、やらないでおいておいてもあとが面倒なので、さっさとこなしてしまう。これで正真正銘、一年間の出席日数も確定して………例年よりも少ない出校定数を眺めるとここでもテンションが下がるのである。

がちがちに生徒を管理したいわけではないが、生徒に対して授業ができないのは寂しい。

ここにGoogleでもロイロでもなにかサービスがあれば、少しは違ったのだろうか。

想像以上に動きが速い

www.learning-innovation.go.jp

さてさて、経産省の動きが非常に速い。「学びを止めない」というのが、あまり好みではないけど。

こういうサービス一覧を見ると、「あんなことができたらいいのになぁ」と思ってしまう。もちろん、安易に飛びついてもあまりよいことにはならないだろうけど。

企業のサービスのクオリティは料金相応だろうだけど、無料のYouTubeにだってこうして眺めてみると優れた授業動画がある。

www.youtube.com

葉一さんは有名ですね。

こんなサービスがあるのだと、子どもも保護者も気づいた時に、元の学校に戻れるのだろうか。

思えば、2011年の大震災の時には、今ほどICTを利用した教育サービスはなかったので、引きこもるかのように過ごすことになったような印象があるが、今ならばもう少し色々とやれることがあるのかもしれない。

まあ……準備も何もないままに終わってしまったのだけど。

学校の周りがどれだけのスピード感で動いているのかということを知っておくことは必要だろう。

準備を色々としよう

手持ち無沙汰で時間があるので、色々と本でも読みながら過ごせるか。

新・大学でなにを学ぶか (岩波ジュニア新書 912)

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まずはこのあたりから……。ちょうど授業でやっていたからね、上田先生の文章…。

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