ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

マニュアルを作ろう

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やらなければいけないことから逃げ回っているシリーズ。授業のことを考えたくない気分になっているのは、次年度はどこを持つか不明でモヤモヤしているから。

そんな訳で嫌なことから逃げ出している三連休中日です。

こういう現実逃避と相性がいいのが、細々とした「やろうやろうと言っていたけどやってこなかったこと」である。

その一つとして「マニュアルづくり」である。

仕事の仕方が安定しない

今年度のことを思い返すと、「なんとなく関係者は不文律で分かっているけど、それ以外の人にはよく分からない」ということに相当に振り回された気がしてならない。

いちいち、人によって言っていることが違うことに振り回されたことで、自分のあらゆる仕事のモチベーションがイライラで阻害されたように思うのである。また、自分自身も面倒になって渉外を怠った部分もあって、様々な面で軋轢を生んでしまったように反省している。

根本的に「不文律でなんとなく決まっている」ということで運用されていることに大きな問題があると思っている。

何となく関係者だけが分かっていて、それ以外の人に知らされていないような仕事の仕方は、担当者が抜けたら崩壊することが目に見えているわけで、そういう問題が分かっているなら対処するべきだろう。

結果が出る仕事の「仕組み化」
 

そう、とりあえず荒い原型であってもいいので、関係者である程度コンセンサスが取れたものをマニュアルとして周囲に対してオープンにするべきなのだ。

逆にいうと、なぜここまで放置されていたの?というものがいくつもあるので、この残りの春期休業期間を使って、骨組みだけでも作り上げてしまった方がいいだろうと思うのである。

グランドデザインを描くのは誰?

マニュアルを作るには、当然ながらグランドデザインも必要なのだが……どうも、そのグランドデザインらしきものが共有されていない。

細々とした何かはあるのだが、方向性を決めて、目的に団結させるような機能を持ったグランドデザインが見当たらないと感じている。細々と、どこで何をするのかということはよいのだけど、「デザイン」なのだから、一目瞭然にその組織の意味を分からせないと意味がないだろうと思うのである。そういう訴求力のあるデザインが見当たらない。

もちろん、自分で作れと言われると困ってしまうのであるが、それでも「何のため?」ということが伝わるようなデザインを描く必要がある。

あぁ……こういうときに、大学でデザインのことをちゃんと勉強しなかったことが悔やまれるのである。大切なことは大抵、大学でどこかで見聞きしているのである。

デザイン思考という言葉もあるそうだが、あいにく全く自分は不勉強である。

goodpatch.com

そうそう、こういうことをやらないといけないのだよね。

作成のための種を溜める

「とりあえず作ってみる」ということが重要なそうなので、自分もここから動き出してみようと思うのである。これから二週間毎日1時間くらいアレコレとやればそこそこの分量のものが出来そうである。大抵、この手の仕事は飽きるので。

そういう訳で、まずは現状の自分の持っている資料の整理からなのだが、もちろん、自分は手書きは滅べと思っているくらいに嫌いなので、アプリなどを利用するのである。

最終的には誰かと共有して編集作業を進めていきたいということを考えると、EvernoteやG Suiteもよいかなと思ったのだが、やや使い慣れていないと使い勝手が悪いのと、「あの情報を参照したい」「こことここをつなげておきたい」というような使い方がやや難しい。https://scrapbox.io/

マニュアルなので、関係する情報が相互に一覧できた方がよいのである。

こうなってくると、もはや使うべきサービスは一つだろう。

scrapbox.io

ゴリゴリと情報を書き込んでいき、まとめてリンクで管理しておけば、後からの情報の更新も非常にラクである。

ちょっと試しに、今年度のふり返りを書きながら、マニュアルづくりの準備をしてみようかな。scrapboxならばいい感じにマニュアルとTipsをつなげられそうな気がする。

 

Scrapbox情報整理術

Scrapbox情報整理術

  • 作者:倉下 忠憲
  • 発売日: 2018/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

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