ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

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連休なんて無かった

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世の中は四連休らしいが、自分は本日は出勤である。連休なんてはじめから無かった。

天気が悪いこともあって、二日間は休めたとはいえ、体の至る所に不調が出ている感じが拭えない。

とはいえ、出勤するとやるべき仕事は色々とあるので、考査も終わって気持ちに余裕があることもあって、割と仕事が捗ったところだ。

考査の結果を分析する

時間に余裕があるので、考査の設問ごとの正答率を分析するなどしている。枚数があるので、一枚一枚細かくデータを打ち込むのは面倒だが、数字で見えると自分の採点の感覚と実際の生徒の出来に、結構な乖離があるものだと気づく。

記述問題を点数化してもあまり見えてくるものはないのだが、シンプルな客観式の問題は正答率で眺めると、だいぶ傾向が見える。

考査で出来ていないものは、模擬試験でもいつも出来ていない。

当たり前の話であるが、弱点だと分かっていても対処療法ですぐに抜群な効果が上がるわけでもないので、我慢強く付き合ってやっていくしかないだろう。そもそも、考査は模試対策にあるわけではない。

答案を見るとよく勉強してきたことと、後手に回っていることがよく見えてくる。授業で時間をかけてトレーニングをしていることは、細かいところできちんと文体や表現に表れていると見えるし、逆に授業で扱いが軽かったものはボロがはっきりと出てしまっている。

一番良くないのは、中途半端に授業の言葉を聞きかじって、自分でトレーニングしないで雑な使い方をしているものだ。これは取り組む姿勢から指導が必要だなぁ…と。

採点していると、生徒の普段が見えてくるような気がしてくる。

授業研究を考える

色々とあって、授業研究について考える機会が出来そうである。

コロナ休業中に読んだこの本は、授業研究を通じて学校が変わっていった姿に心が躍るが、さあ、自分の身の回りに置き換えたときに、どうなることかと思うのである。

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本当に求めているものは「研究」授業だろうか。ただ、ただ生徒に「分かりやすい」と思われて、受験指導が出来るようになることを目指すのであれば、大仰な仮説や検証などに時間を割かずに、名人の授業の動画を見て、真似られる点を真似て、学校内でノウハウとして使えるテクニックを共有していけば良いのである。見せ方の練習ならば、場数が物を言う。理屈よりも訓練の数である。

ただ、研究と銘を打って、自分たちの学校としてのオリジナルなことや新しいことを開発しようとするのであれば、きちんと論理を学び、授業について議論する時間を取り、教科や学年を超えて目線を合わせた成果を目指して考えて行く必要がある。それだけの体力と余裕があるのか。ないとしたら、それでもやろうと思うのか。

生徒からのウケをよくして、受験のテクニックを磨くことだけを志向するなら、研究にかける分の時間を入試問題を解かせることに使わせた方が効率が良い。なんなら、スタディサプリのようなウケる授業を見て、何が良いかの分析をすればいい。

それもそれでよいでしょう。生徒のニーズに応えるという意味であれば。

ただ、それでいいの?と自分は煮え切らないまま、ノルマをこなすのだろうなと思っている。

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