ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

リーディング・ワークショップを

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二学期の授業は例年でさえ長丁場だ。そこに今年は早めのリスタートもあり、前代未聞の長い二学期なのである。

その長さを活かして、またリーディング。ワークショップをやろうと思っている。

初心に戻って

リーディング・ワークショップにまとまって相当数の時間をとって取り組むのは3年ぶり。それまではちょくちょくと2~3回くらいのまとまりでやってきた部分もあるが、やはり実感として、まとめてそこそこの授業回数を取ったときとの効果の差を感じていた。

しかしながら、残念ながら、世の中の流れもあって勤務校では国語の授業数が削減されてしまったために、とてもRWの授業数を確保できなかったのである。

どんなに自分がRWをやりたいと思っても、勤務校のカリキュラムをスタンドプレーで大きく変えるわけにはいかない。兄弟生もいるので、自分のところばかりが好き勝手にやりすぎるのも色々な問題が起こってくるのである。

今年、こうしてコロナの影響で、授業数が微妙な増え方をして、裁量が大きく任されるようなことが起こったおかげで、なんとかリーディングワークショップが出来そうなのである。

実践するに当たっては、やはり元々の勉強に戻ろう。

この辺りから読み直し始めています。

In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents

In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents

  • 作者:Atwell, Nancie
  • 発売日: 2014/11/13
  • メディア: ペーパーバック
 

 

もちろん、こちらも。

特に抄訳に出てきていない後半部分を少し今回は踏み込んで読んでみていこうかな…なんて思っているけど、もうすぐに始まるから無理だな!

RWに特化しているのはこの本なので、こちらももう一度読み直している。あすこま先生に色々と教わったことがメモしてあるので、今になって救われている思いである。

緩やかに実践をしていこう

今の自分は以前の生徒のデータがある。

www.s-locarno.com

だから、以前ほど、自分にプレッシャーを感じながらやる必要は無いと思っているし、どういう質問の仕方をすればいいのかということについても、前よりも手応えは得られそうな気がする。

やってみて、色々な本に書いてあるカンファランスの質問の言葉の意味も分かってきたし、記録の取り方も何となく分かってきた。

今回も、緩やかにやっていきたい。もし、軌道に乗るならば、半年くらい思い切ってやってみてもいいかもしれない。

読書は本当は気負ってやるものでもないし、だんだん熱中できるように成長するものである。そういう緩やかな伴走を実現してみたい。

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