こんなサービスが始まっていたとは…!
ジャパンナレッジの中高生向け版…!
大学でお世話になった人は少なからずいると思う、ジャパンナレッジ。
一言で言えば、オンラインの百科事典類の使い放題サービスである。その特徴は、日本国語大辞典やニッポニカを始め、あらゆるジャンルの「事典」類を横断的に使えることにある。
個人契約でも使えるサービスではあるが、月額1500円ということもあり、結構、お高い。自分も契約するかをいつも迷っているサービスであるが、実際、使えると非常に調べ物が楽になり、授業準備などを考えると欲しいサービスだよなぁと思う。
学校に導入できないかという相談を持ちかけたこともあるが、学校での契約となると非常によいお値段となるので、まったく相手にされず……。
ただ、図書館のレファレンスとして、探究学習を本格化していくならば欲しいよなぁ…なんてことを思っていたのである。
そんな折に、なんと、今月から中高生向けのジャパンナレッジのサービスが開始されたのだという。
使える辞書の幅が凄い…!
中高生向けのサービスになると、途端に面白くなくなるサービスが多い中で、ジャパンナレッジSchoolはなかなかの本格的なラインナップで揃えてきている……!!
(https://school.japanknowledge.com/contents/より転載)
なんと、高校生向けであるのに、日本国語大辞典や日本古典文学全集をフルに使い放題である。それどころか国勢図や各種統計資料や地図も使える上に、岩波関係の電子書籍が150冊以上読み放題と来ている。
え…?ちょっと、これ凄すぎませんか?ちなみに電子書籍には、国語科クラスタに人気な
などちゃんと入っている!!
英語ももちろんプログレッシブ英和中辞典などが入っているので外国語学習にも困ることはない。
ちなみに、音声を再生することも出来るので……電子辞書の代わりにもなりうる。
使いこなせば授業が変わる
これだけの情報検索の役に立つサービスである。使いこなせば確実に授業が変わらざるを得ない。
例えば、日本古典文学全集があるだけでも、国語科の古典の授業で悪名高い「口語訳を教える授業」の意味が問われてくることになる。ただ、訳を教えるだけなら意味が無く、ちょっとした小ネタを披露するようなレベルだったら日本古典文学全集を読めば分かってしまう。しかも、インターネットの検索のような玉石混交なのではなく、ある程度の信頼性がおける情報である。
また、一つの言葉について、色々な辞書で横断的に検索されることになるので、今までと生徒の情報の接し方が変わる気もする。
電子書籍も150冊もあると……これもまた授業でのちょっとした幅を広げられる気がする。
本当に、生徒が扱える情報が一気に増えるとなると、有効活用したいなぁと思うのだが、さて、どういう授業ならこういう知識の泉を有効活用できるのだろう?
気になるならトライアルを?
これだけのサービスを今なら無料トライアルやっているらしいですよ?