落ち着いて、授業について考えている暇が無いものである。
欲張りの癖はよくない
授業をどうしようかということを一日中、考えていた。ちょうど、色々な書籍も揃っているので、アイデアの種は多くある。
ここで紹介されているツールはすぐに使えるものも多くあったので、さっそく真似してみようかな?という気持ちになった面もあれば、いやいや、道具が先走ると失敗するぞという気持ちもある。
12月の授業は数えるほどしか残っていないので、やり方を間違えると尻切れトンボで年末年始となるので、うーん…という感じである。
落ち着いて何かを考えるには、少し年末に向けて成績処理もあり、忙しい。
言えることは、たいてい、考えすぎると欲張りすぎてろくなことにならない。そして、欲張って色々とやりたいのであれば、さっさと一方通行で話してしまえばいいのである。ひたすら話すことで、時間を圧縮して、やりたいようにやればいいのである。
でも、それでは楽しくないので、せっかくの年末なので楽しくやりたいところである。
与えられるものは時間
生徒たちの忙しい日常の中で、もっとも貴重な物は時間である。
だからこそ、授業の時間をゆとりをもって使いたいと思うのである。あまり肩肘を張らなくて良い時期であり、単元でもあるので、うまく手引きと動線を考えて単元を仕掛ければ、比較的、自由にあれこれと楽しく出来るんじゃないかと期待したい。
ガイドしながらも、委ねる幅を大きくしたい。
そして、せっかくだから今ある環境で使える道具を寄せ集めて、生徒に渡してみて、どうやって工夫してくれるかということを見てみたいという気持ちもある。
欲張らないで、小さく、小さく……。