ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

Google認定教育者を目指そう!

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先日、黒瀬先生がこんな記事を上げていた。

reikosikibu.hatenablog.com

自分もGoogle認定教育者のLevel2まで持っており、この資格に挑戦する人が増えたらいいなぁと思い、便乗して記事を書こうと思う。

まあ、マメに分かりやすく…という仕様はこのブログにはないのである。

必要あるの…?

そもそも、Google認定教育者になることに意味があるの?ということはよく言われる。こうした問いに対しては、断言しておこう、「ある」と。

なぜなら、「とりあえず、かっこいいじゃん」である。

実際問題として、Google認定教育者の試験はそれほど難しい訳ではない(普段から授業などで日常的に利用しているのであれば、という条件は付くけど)ので、Googleで検索すると山ほど認定教育者が出てきます。希少性もへったくれもない。

まあ、おそらく人数比的には各学校に一人くらいはいるかなぁ…?というくらいのものであるので、世の中全体で見るとたいした話ではないけど、学校レベルで見ると「なんだかカッコイイ!」となる。

そんなとこです。

さて、冗談はともかくとして、認定資格の試験を受けるかどうかは別としても、Googleのトレーニングコースに目を通しておくことにはかなり意味があるだろうと思う。特に、今後、GIGAスクールの関係で多くの学校にChromebookが入る可能性が高いことのだから。Chromebookの活用とこのトレーニングコースは相性が、当然ながら、非常によいのである。

edu.google.com

それぞれのコースで目的は分かれるが、基本的な考え方としては「どんな場面でGoogleのサービスを使えるのか」という導入の話から始まり、「G suite for Educationを活用して、校務改善や探究学習の実現のためにどのような手順をこなせば良いか」というレベルの話まで勉強できるのである。

日本の学習指導要領の改訂の話なんてまったく無関係に作成されているはずのプログラムのはずですが、あつらえたように「主体的・対話的で深い学び」を実現するためにG suite for Educationをどう使えば良いのかというような内容になっているのだ。

文科省のアレよりもよほど応用が利いて分かりやすくて良いぞ(小声)

www.mext.go.jp

どうやって勉強するか

Google認定教育者の勉強の最大の難関は何か……トレーニングコースの反応が激遅なのです。1月になって多少改善されたので、まだマシな感じはしますが……、さらに厄介なのが機械翻訳なのか、トレーニングコースの説明の日本語がかなり違和感があるのである。

実際、この変な日本語は、試験の時も同じであるので残念ながら慣れるしかない。たまに翻訳できていないことがあっても泣かない。

さて、コンテンツそのものの学び方であるが、他の先生が真面目にノートを取ったり実際にプロダクトを動かしたりしているのに対して、自分は普段からGoogleのサービスを使っていることが多いので、とりあえず、ユニットレビューだけ解いてみるというやり方をしました。

このGoogleのトレーニングコースは、一つ一つの操作自体は普段からGoogleを使っているのであれば、それほど難しいことはないのだけど、「どうやって教育を変えるか」「どのように授業の中で必要とされるか」というようなビジョンや思想のほうが重視されているように感じる。

だからこそ、変な日本語ではあるのだけど、ユニットレビューで「正解」になるものが「正解」となる背景にあるGoogleの考え方を考えることがよい勉強になると感じます。

参考になる

なお、実際の勉強の過程を一歩一歩わかりやすくという意味では、こちらの先生のnoteが参考になります。

note.com

実際に、自分でユニットごとにG suiteのアプリを触って、何かを作ってみるということが、試験の合格には一番の近道だと思います。

また、実際にこれらのトレーニングコースで指示されているものを作ってみたり試してみたりすることで、確実に授業の中での活用のイメージがわいてくるし、日常的な利用のイメージも持つことができる。何事も文字で読んでいるだけでは分からず、実際にいじってみるのが大切ということですね。

もっと詳細にノウハウや対策を知りたい!という場合はこちら。

googlecloud.4watcher365.dev

問題の傾向なども含めて紹介されているので、対策には一番よいかもしれません。個人的には、一通りトレーニングコースを勉強してアプリを動かしてみたら、自分で実際に試験を受けてみて、何ができて何ができないのかを理解していく…というのがよい気はしますが。まあ、お金がかかりますね、それでは。

余談

実はApple Teacherという認定資格も持っています。

www.apple.com

こちらはお金もかからないで、学ぶこともアプリの使い方が中心なのでお手軽に取れます。

え、取る意味があるかって?カッコイイじゃん。

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