ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

アイデアを出すまでが楽しい

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企画運営ってアイデアを出して色々と考えている時期が一番楽しいですよね。

折衝を続ける

企画とは実行に移されて初めて意味を持つ。

逆に言えば実行に移せない企画には何も意味が無いのである。実行に移すまで責任を持って立案者が色々な準備や折衝をすることが重要なのである。

予算の打ち合わせに始まり、外部との交渉を行ったり内部の人間に根回ししたり、当日は当日で色々なトラブルに責任を持って対応したり……立案をする人間は客観的に見て損得勘定の出来ない人間である。漢字で書いてもひらがなで書いても二文字の何かである。

でも、だからこそ、ちゃんと企画を実行できるということは大きな糧になるのである。

強引すぎても上手くいかないけど、下手に出すぎでも上手くいかないのが新しい企画というものである。ちゃんと正しいと思ったことを正しい筋の通し方でクリアしていかないと、よい企画にはならないのである。

自分も学校に勤めだして8年目が終わるくらいになったので、自分の責任で企画を回す必要性が出てきた。

そういう時に思うのが、本当に、良いものを作りたいなら自分が強い願いを持つことが必要だし、それに共感してくれる人を増やせるくらいに自分がチャーミングにならないといけないということだ。

そういう力が弱いままに育ってきたから、今になって後悔することは多い。

だからこそPBLを…

自分が企画を作るときにする学びの多さを考えると、やっぱり生徒にも似たような体験をして欲しいという思いは持つ。

もちろん、何でもかんでも丸投げすればプロジェクトベース学習になるなんて乱暴な話はしない。PBL警察ですから、私。

プロジェクトを経験する良さは、プロジェクトそのものから得られる学びだけでなく、そこで培った人とのつながりが必ずどこかに繋がるということにもあると感じる。

良い経験をして、よいつながりを持って欲しいと願うのである。

よい経験をすれば、その経験をした場所に愛着を持つものである。愛着の積み重ねによって、自分の居場所を見つけて欲しいと思うのである。

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