今日もなんやかんやと遅くなってしまった。やっぱりイレギュラーな会議やメール仕事をしているとダラダラと遅くなりがちだなぁといった感じがする。
就業時間後はほとんど入試問題の解答に時間を費やしたのでそれは自業自得なのでいいのだが。
仕事は減らせるはず
先月、文科省からこんな資料が出ている。
この大部の資料を読むと、学校の色々な場面で先例に囚われない改革のアイデアがちりばめられていることが分かる。
学校の外側の人がどういう印象を受けるのかは分からないが、「学校の慣例だから止められない」と思っているものがかなり多く含まれているので、学校の内側にいる人間からすると「それを止めても良いのなら止めさせて…」という気持ちが沸々と出てくる。
個人的にはICT絡みの案件は、無料でも今すぐに出来ることが多いのだから、いち早く実行して欲しいという思いもある。例えば
こういうところね。
保護者対応も「文書」だけってのがよい。性悪説的に、生徒が誤魔化すからダメだとか直接会話するのが大切だ……なんて言っていたら、一生働き方改革なんてできないんです。
学校としてまず考えるべきは「持続可能性」であると思う。教員がギリギリで疲弊して働いている限り、新しいことを取り入れることも出来ないし、子どもたちへの当たりも強くなってしまいがちである。
こうして、バトンは渡されているのだから、後はどれだけ本気で「教員の生活」のことを考えて、自校で実現できることに取り組むかという話である。
教員も、自分がいいと思って取り組んでいることで、業務量を増やしてしまっていることを手放さないとダメなんです。ブラックになって誰かに奉仕すればやりがいを感じることになるけど、それは一方で誰かのプレッシャーになってしまう。
授業が中心にある学校になるためには、何を手放すかなのです。