ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

作業に作業を重ねる

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本日はこの後にもオンラインイベントがあるので、色々と本日は作業中。

作業してみると分かること

普段わかったつもりになっていることでも、人に伝えるつもりで詳細な点を検証してみると、意外と細かいことに気づくと感じる。

まあ、そもそもドタバタした中で独学で身につけた内容だからこそ、落ち着いているときに丁寧にまとめなおすという作業は必要だなあと感じる。そして、その自分にとってわかりきってしまっていることをまとめ直すという行為は、かなり手間に感じるし根気が無いとやれない作業である。

世の中にこれほど多くの独学のために教材が紹介されているというのは、非常に奇跡的な状況かもしれない。

自分では無い誰かのために、自分の時間を削って丁寧に作業を重ねて、分かりやすいものを作るということは、普通は真似ができないと感じる。

その作業に対して何かしらの使命感がなければ続けられないのだろうなと思う。

作業していると授業のアイデアも出てくる

面倒な作業をしていると、そこからイマジネーションがわいてきて、授業のアイデアが出てくる。

ICT関係のサービスは日々、色々なアップデートがかかっているので、使わなかったので気づいていなかった機能などもたくさんあるのだ。そういう機能に触発されて、今まではやりたくても難しいかなと思っていたことを実験することが可能になるのだ。

逆に言えば、これだけ早いスピード感で改修がかかっていくサービスを学校の中で活用する以上は、自分なりに全部理解してから絶対に失敗しないように……とは取り組むことが難しいとも言える。

例えば、一年以上Google Workspace for Educationを活用してきたのでだいぶ機能については習熟したと思っているが、ふとしたタイミングで機能までと違う挙動をして授業で思い通りにならなかった…ということは一度や、二度ではないのだ。たった一年で。

だからこそ、理解をする姿勢や努力は必要だけど、毎日使うことで自分をアップデートしていく感覚が必要なのかもしれない。

共有して遠くに行こう

これだけ大きな機能を持っているのだから、一人だけで全部を理解して使いこなそうなんて背負い込むことはないように感じる。

誰かがアイデアを出して、そのアイデアに誰かが乗っかって、ワイワイガヤガヤと議論が進んでいけば、そういう取り組みの中でよいアイデアが洗練されていくことなのだろうと期待したい。

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