なんだか、オンライン授業の負荷が高いわりに質の保証になっていないことに自分が凄くイラついているのだが、職員室の周りを見ているとそうでもない様子を見ると、自分はICTが苦手だったのかもしれない。
— ロカルノ (@s_locarno) 2021年9月6日
授業が回っていくことと、生徒が本当に成長を実感できているかということは別なのだろうと思う。その矛盾に結構、自分がイラついているのが分かる。
操作のスキルはだんだん上がってきた
ライブ配信するために、今、自分が活用を練習しているのがStreamYardである。詳細な説明は他のサイトに任せます。
何が良いって、資料と黒板の画面を適宜切り替えながらオンライン授業を配信するのによいのである。地味な機能であるけど、オンラインビデオ会議などだと生徒画面がなかなか思い通りに映らないこともあるのと、回線速度で画質が壊滅的になることを考えると、YouTubeライブが良い感じなのである。
YouTubeライブなら後からアーカイブを確認してもらうことも出来るので、回線がダメになっても、バックアップが自動で出来るのがありがたいところ。
難点としては、学校用のGoogleアカウントだと承認したチャンネルのライブ配信しか視聴できないので、あらかじめ配信用のチャンネルを管理コンソールから手続きしておかないといけないのである。
しかし、ちゃんと準備すると音質も画質もかなりよいので、本格的にオンライン授業配信が続くことになったときには、絶対に生徒の利便性はYouTubeの方が高そうである(…なぜか、著作権関係で警告が出るというトラブルがありましたが……音楽室の音楽が聞こえているの?)。
本格的に本文の解説を始めたら、黒板とPC画面のハイブリッドみたいなことも出来そうで、結構、楽しみなんですよ。やる方としては。
スキルの向上と学力の保障が釣り合っていない
そういう個人的な楽しみはあるのだけど、全く、授業のクオリティが担保できている気がしないのである。生徒の成長をちゃんと保障できている気がしない。色々なイベントでハイフレックス型授業の難しさが言われており、まさにその隘路に陥った感じがする…。
参考
自分の授業を虚心坦懐に見直して、スキルアップできるのは楽しい。でも、それが本当に生徒の成長になっているのかが果てしなく疑問なのだ。
もちろん、効果が上がるように頭をひねっているのだけど、その試みが上手くいっている気がしない。だから、毎日、色々な本を読み直して、手段をあれこれと検討しているのだが、もう余裕が無くて厳しいと感じている。
とりあえず、今晩も一冊読んでから寝よう…。