ハイブリッド授業からやっと解放されました……。生徒らが全員揃うことは少しリスク上の不安を思わないでもないが、生徒の生活の様子を見ていると、全員揃うことの意味も感じる。やっと学級の生徒の顔を見られると思ったら……いきなり野分、台風である。
野分は二百十日頃だから一ヶ月遅いだろうというツッコミはさておき、出鼻を挫かれる感じになるのが、今年といい去年といいなかなか上手くいかないものである。
教室の人の多さよ
生徒が分散ではなく、全員登校していざ教室に入っていると、人の多さを感じるのである。分散で広々と教室を使っていた状況に慣れてしまったので肩寄せ合っている様子を見ると窮屈な感じがするのである。
慣れというのは恐ろしいもので、教室に詰め込まれている様子を見て、やけに不自由に見えるのである。
感染リスクの面から言えば、これほど人が多いのもどうなのだろうという感じもするが、世間の感染者数を見ると養成が出る率はおそらく高くはないのだろうと思いたい。とはいえ、食事の時などにかなり気を張りながら、生徒の様子を見ている。
生徒が全員登校になると、これまでストップしていた委員会活動など、生徒の活動も徐々に再開されてくる。なんとなく学校に活気が戻ってきたという印象である。生徒のいない学校は「すさまじきもの」という感じは去年も感じたが、やはり、分散で人が減っても淋しいものである。
授業も落ち着いてくる
ハイフレックス型授業は気が散って良くない。
ハイフレックス型授業でない、配信型の授業であっても、生徒がちゃんとやる/やらないという管理が後から雪だるま式に増えていくので、目の前の教室の授業で生徒から気が逸れる。
一応、全員が登校という形になったので、ハイブリッド授業も終わりになるので、教室の授業だけに集中していれば良いと言う状況になった。
いやぁ……自分一人で三脚を抱えて授業を配信しなくて良いという快適さよ。
もちろん、三脚は自腹である。
ZoomでもMeetでもTeamsでもいいけど、これらはどれもオンライ会議システムであってライブ配信システムじゃないのですよ。
無理を押し通そうとすれば、学力保障にたどり着くのが難しくなるのですよ。
冬に向けて
今回の長期のオンライン授業で少しはスキルは向上しただろうか?
今後も、波が来るのはほぼ間違いないだろう。だからこそ、今回、苦しかったことを放置しないで、色々なシミュレーションをしておきたいところだ。