探究活動と一人一台に慣れると、生徒は色々な工夫をして素晴らしい成果物を創ってくれます。また、教員もClassroomなどのオンライン配信が便利だと気づいてくるので、色々なものを配信するようになるのですが……そうなると、著作権の扱いがかなり気になってくるところです。
かなり判断が難しい
去年のコロナ休校の時期から、オンライン授業の著作権ということで、色々な注意点が共有されていた。
その注意すべき点が多いことに、かなり大変だなぁという印象を持っている。去年からコツコツと色々なことを調べつつ、情報共有しているが、なかなか著作権の扱いは……という問題意識は持っている。
こういう特集で総括して説明してくれるととても助かる。
「改正著作権法第35条運用指針(令和3〈2021〉年度版)」のおかげで、かなり使いやすくなったという印象である。去年、ちゃんと職場にどうするのかということを確認しておいてよかったよ……。
もっと分かりやすいのがこの記事のフローチャート
普通の授業であれば、補償金によってかなり融通が利きそうだ。
国語の授業だと、教科書からして著作権の塊であるので、オンライン授業での著作権はどうしても気になるのである。
画像の著作権
一人一台環境だと、生徒が端末を使って視覚的な成果物を上手に創る。スライドを器用に使いこなして、画像や動画を効果的に用いることができる生徒は多い。
だからこそ、逆に気になってくるのが、そういうスライドなどに使われてくる画像や動画の著作権への意識である。
もちろん、生徒に対してきちんと授業で指導しなければ、著作権という概念は生徒にとっては自明のものではない。教える人間が責任を持って著作権についての指導をすることが必要になる。
おそらく、授業の中で教室内だけでの共有や発表と言うことであれば、著作権の範囲内で処理できるのだろうと思う。
しかし、最近の傾向として学校の外に向けての発信や、外部の方を招いての発表会なども行われることがあるが、そうなるとおそらく著作権としては相当注意しなければいけないのではないかと思う。
フリー素材のサイトなどはちゃんと押さえておきたい。
グーグルスライドの拡張機能で直接検索も出来るので、こちらは便利。
Google画像検索でも、ちゃんと設定すればCCで適切な画像を手に入れることが出来るのだが……こういうこともちゃんと整理して研修は必要だろうなぁ……。