11月は学校にとっては色々と鬼門だ。
2学期が比較的長く、11月くらいには息切れをしやすい上に、季節の変わり目で体調もしんどくなることが多いので、生徒もリズムを崩しやすい。
しんどいときには自分のリズムで休めればよいのだけど、そういうシステムになっていないのですよね、学校。
日々、波を小さく
生徒の様子を毎年見ていると、この時期に調子を崩しやすいパターンは、何か大きく気持ちが揺れ動いている場合が多い。
いきなり沈みこむというよりは、むしろ限界まで張り詰めて疾走していたのが、急に元気がなくなるというようなパターンであるように思う。我慢していたことが急にはち切れるようなことがあり、そのまま浮き上がれないというようなパターンである。
この時期は行事もないし、淡々と学校生活が進むのだが、生徒の中には何だか鬱屈としたエネルギーがたまっていき、それがふとした瞬間にあふれ出して、妙なハイテンションになるようなことがある。
そして、そのハイテンションが途切れたときにドンと反動が来るのだ。
これは極端な例を大げさに言ったようなものであるので、実際の大半はもっと淡々と進んでいく。
でも、妙にテンションが上がり下がりする瞬間があるから、そういう波を小さく出来るように手を打っておきたいと思う。ただ、まあ、そういう目論見は上手くいかないものですな。
日々の繰り返し
この時期は基礎を淡々とやるしかない。
自分の勉強を考えてもそういう気持ちが強くなる。例えば、GASなどが自分にとっての一番の課題ではあるが、全くその勉強は楽しくはない。
入門なんて言いますけどね……ひたすら基本的なメソッドなどを打ち込んで写経して、動作を確認して……という勉強で、すぐには全く業務改善には繋がらない。
ただ、コツコツやっていると、分かるようになってくることが多い。他の人が既に作った便利なコードも、こうして写経を繰り返していると意味が分かるようになってきて、自分の業務のために書き換えることも出来るようになってくる。
でもなぁ……コツコツやっていると萎えるのが11月という時期なのだなぁ…。