ついに十年使ったほぼ日手帳からから卒業します。
その理由は自分の生産性向上のためのツールが変わってきたからです。このブログの読者ならなんとなくお察しかもしれませんが。
手書きはそもそも嫌い
大前提として手書きがアレルギー出るほどに嫌いである。
もうこれは何を言われても治りそうにない。今月の国語教育で野口芳宏先生が乱筆を克服する話を書かれていたが、そういう話を読んでも一層に怒りが募るくらいには手書きが嫌いである。
もうこれは子どもの頃にすり込まれた怨念なので、正論を誰に言われてもヒステリックにキレるだけなのである。
だから、そもそもほぼ日手帳を手書きで続けていたこと自体が奇跡なのである。それだけ、ほぼ日手帳の品質はよいし、色々な細かいところに楽しさがあってよかったのだ。もちろん、品質の分だけ非常に割だけではある。
ただ、その値段があるからこそ、他の類似商品にはないよさがあったので、それはそれでよかった。
でも、手書きが楽しくなることはない。手書きが楽しいというのは手書きで嫌な思いをしたことのない人間の押しつけである。
逆鱗という言葉を知っているなら、手書きについては一切、自分に向けていってくるなである。
ほぼ日の代替として
さて、話が逸れたので本題に戻ろう。
今年に入ってからほぼ日手帳の使用頻度がガクンと減ってしまったのである。だから、もはや高い代金を払って、ほぼ日手帳を書き続ける意味が感じられなくなっているのだ。
そう、今年に入ってからである。
その理由が、まさに年始に書いたこの記事にある。
ほぼ日手帳でやっていたことのほぼ全てがNotionで出来てしまったのだ。
画像も記録できる、画像以外のファイルも添付できる、Googleとも連携する、自分で好きな装飾をMarkdownで書き殴れる、どんどんデータベース化できる……などなど、もう出来ないことを探す方が難しい。
もう、それこそ授業で生徒にNotionの使い方を教え込みたいくらいに、Notionが便利である。Notionが使いこなせれば紙のノートが本格的に要らなくなるんじゃないかと思うくらいに便利である。
どうやってNotionを使うか
これもまたどこかで記事にしたいところだが、自分がNotionに記録として残していることは次のような内容である。
- 授業記録(上記のブログ記事参照)
- 日々の仕事の日報
- 入試情報の整理(予備校、ベネッセ、旺文社などの情報を)
- 議事録
- 業務日報
- 約束ごと
- 殴り書きのメモのデータベース
などなど……。
まあ、簡単に言えば、とにかく「いつか使うかもしれない」と思ったことは全てNotionに放り込んでおく。リレーションなども出来るのであまり気にしないで、とにかく簡単なカテゴリに分けて放り込む。
それだけ。
手書きだと面倒になってやらなかったことを全部記録に残せて置けるのは便利である。
ほぼ日手帳で唯一使い続けるものは…
そんなわけでほぼ日手帳とはここでお別れです。検索性や情報の再利用を考えると、手書きはデジタルに勝てる余地がない。
さようなら、手書き。なんとすがすがしいことか。
なお、それでも連用手帳は使い続けようと思います。
これは職業的に、周期的に同じ仕事をするので、連用手帳が便利だからです。Notionでも同じようなことはできそうだけど……そこまでするよりは、紙に書いた方が早い。