ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

新年の目標の立て方を考える

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恐ろしいことに連休などの影響を受けて、新年が始まってまだ授業がない。

初回の授業では新年の一回目だし、目標の立て方の話をするように思う。がむしゃらに頑張らせるのは、毎日が一杯一杯の生徒には余計なプレッシャーをかけてしまう気がしている。

とりあえず書き出す

始めからSMARTだとかKPIとか言い出すと息苦しくなる。

もし、新年の目標を考えるのであれば、何も考えないで気軽にやりたいことをとにかく書き出してしまう方がよい。

自分の感覚的にはWorkflowyみたいな、ひたすらテキストを書けるものに書き出すみたいなイメージである。Todoist使いであるけど、いきなりTodoistのようなTodoリストに書き出さないのもポイントである。

別にWorkflowyでなくても、iOSのメモアプリで充分である。

ポイントは書いているときに書き心地にストレスがないと言うことが重要である。書いているときに固まってしまったり、ひっかかりがあったりすると、この手の作業は気持ちが削がれるのでよくない。

まあ、とりあえずひたすら書き続ける。まあ、100個くらいを目標にするといいんじゃないでしょうかね。

重複も気にせずに、とにかく書きまくることがポイントである。

KJ法のようにグループ化する

とにかく100くらい書き出すと、同じようなことを何度も書いているものである。書き出さないと頭の中で「あれもこれも」となって不安に繋がるのである。

逆に言えば、書き出してしまえばいくつかのグループにまとめることが出来るはずである。感覚的に100あっても10くらいにまとまる感じである。グループ化できないものがあるのもあまり気にする必要は無い。

自分のやりたいことの大体の傾向をつかめれば、それだけでも精神的にはかなり安定できるのである。

散らかっていた自分の思考がまとまるだけでも、相手にする不安の数が減るのである。不安の数が減れば、目標と対峙できるのである。

さらに絞り込む

10個くらいの目標のグループが出来たら、そこから3つだけ自分のやりたいことを選ぶ。優劣をあまり厳密に考えると言うよりは、自分のやりたいことを心情的・直感で選ぶのだ。

自分の気持ちがやりたいと思っていることを後回しにして、義務的なものを優先しようとしても長続きなどしないのである。やりたいと思ったことをやろうとするから、踏ん張りが利くのだ。

重要なものを選んだ後に、自分の「しなければならない」ことを2つくらいヨコに添えておくと、あとからふり返ったときに「これも手を付けられてよかった」と前向きに捉えることはできるのである。

 

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