夏休みの宿題にちょうどよい本がKindleで出てきましたね!
既に紙で販売されていましたが、この本はぜひとも電子書籍で欲しかったところです。(メディアリテラシーの本ですし!)
帯にある通り「メディアリテラシー入門の決定版!」と言っても過言ではない一冊であるので、GIGAスクールが実質化して活用が進んで来たときに、直面する問題と向き合う方法を探るために夏休みの読書としてオススメします。
紙があっても電子書籍を買う理由
この本に限らず、既に紙で持っている本であっても電子書籍で買い直すということは自分にとっては珍しくない。とはいえ、決して安い値段もしていないので、考えなしで買い込んでいる訳でもない。
だいたい、欲しくなる本というのは実践のために使いたい本である。つまり、家でも読んで確かめたくなることもあれば、職場必要になって読みたくなることがあるというタイプの本である。
なお、そういうタイプの本に限って持ち運びが面倒なのである。例えば、今、一番よく使っているのはこれ。
A4版で600ページくらいあるのだから持ち歩きたくはないよ……でも、参照して使うものであるので紙の方が使い勝手が良いんですよね。
だから、紙と電子書籍を両方買っておいて、家では紙を出先では電子書籍…のような使い方をする。
また、電子書籍は情報の加工の時に使いやすい。例えば、Kindleであればハイライトを引いておけば、「Kindle Cloud Reader」を使うと後からまとめて確認もしやすいのは電子書籍の強みである。
また、覚えておきたいことであればハイライトをそのままFacebookに流してしまうという手もあるので、そういう使い方もなかなか便利である。
もちろん、ScrapboxやNotionに対して読書メモを残すのも圧倒的に電子書籍を使った方がラクである。
著作権と隣り合わせ
電子書籍を使っていると著作権との付き合い方を注意しないとならない。
上記のFacebookに流すという使い方も引用の限度を超えたらいけない。そもそもKindleはコピーの回数に限度があるので、何でもフリーという訳でもない。
たくさん本を読むのは授業で使うのが目的であることが多いが、授業でも引用の仕方を間違えると著作権侵害である。
参考
校内でもこのあたりの話がなかなか共有されないので……メディアリテラシーの一方ですよね、著作権。