ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

PBLに思い悩む…

探究学習をどうするかは悩みの種になりますよね。

最近、発売になったものの積ん読になっていたこれをやっと手に取り出す。

この本は「2.0」とあるとおり、前シリーズ本があり、そして、その出来がとてもよかった。

www.s-locarno.com

以前に、前著の書評を書いているのでここで内容を繰り返すことはしない。内容としては重複してくるからだ。

ただ、確実に進歩しており、実践をやってみた上でどこに躓くのか、どこに手を届かせたいのか…ということがハッキリしてきている分だけ、実践の解説の充実度が増している。

しかし、難しいよね。

こうして丁寧に「どうすればよいか」という手の内が明らかになりながらも、実際に動かすのは人間の仕事である。マニュアル通りに動かないし、生徒の学ぶ意欲には火が付かない。

実際に動かすというときに、何が必要になってくるか……そして、なぜ探究なのかという必然性が、しっかりと伝わるためには、書籍には頼れずに対面での粘り強い対話が必要なのだろうな。

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