秋が深まってきましたことに比例するように、慌ただしい。
こういう落ち着きのなさは、ちゃんとクールダウンしないと大きな事故の元である。自覚が難しいから、ことが起こってからやっぱり…となりがちである。
余裕がないと人に対しても当たりが辛くなる。自分のことしか見えなくなるからいい加減になっている人への態度に気づかなくなるのである。
今の世の中を眺めていると余裕のない人たちばかりだ。
そういう余裕のなさと切り離されたところに学校の授業はあって欲しいと思う。のびのびと自由に無謀なことを考える、迂遠なことを考えるのが教室という場であって欲しい。
答えばかりをもとめて効率ばかりを追いかける落ち着きのなさは、憎むべき相手かもしれない。正答に一直線に向かうような効率の良さは、脆弱性を抱えることになる。固く、余裕のない、もろさ。
そういうもろさを教室に持ち込まないで済むような、そういう余裕を持ちたい。
Todoリストをひたすら消すことにあくせくとさせるのは教育なのだろうか。