ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

無理寄りの無理では?

こんなものが出ていた。

www.mext.go.jp

https://www.mext.go.jp/content/20221005-mxt_kyoikujinzai01-000025352_2.pdfより。2022/10/06確認)

こんなに色々なことが出来るなら、教員になんてならないのでは?

今の給与水準と社会的な地位で、これだけの能力を持った人間を毎年数万人単位で採用できるのか?

出来もしないことをあれこれと研修を押し付けることで、今教職で踏ん張っている人をどれだけ傷つけるのでしょう?

労働時間と給与の話をすべきですよね。教師の在り方を問うなら、ちゃんとどういうライフスタイルを描けるのかまでちゃんと言及すべきでしょう。身分保障、給与保障をどの程度するか、どの程度の仕事を期待するのか、そういう話は金回しの話をせずにはできないでしょうに。

文部科学省においては、本年度、6年ぶりとなる教員勤務実態調査を実施しており、その結果も踏まえ、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)等の法制的な枠組みを含めた教師の処遇の在り方等を検討する必要がある。

https://www.mext.go.jp/content/20221005-mxt_kyoikujinzai01-000025352_1.pdf P.51より)

本文の方には検討するとは書いてあるけど、この一文だけ。

他に延々と教員に要求を押し付ける書きぶりで、処遇についてはこの文だけ。

ただでさえ少ない現場の人間の士気を下げるような議論だよなぁ……処遇についての会議ではないのは分かるけど、後回しにされた感じはしてしまいますよね。

要求が多すぎる。

Copyright © 2023 ならずものになろう All rights reserved.