気候も変化が激しい今日この頃、やっぱり学校は落ち着かない。
生徒の落ち着きのなさを見ていると、危うさを感じる時期である。慣れているときほど、冗談で済まないような大ごとを起こしがちになるのだ。
手は出さなくても目を離さない
やらかしの増える時期ではあるが、こういう時期に何でもかんでも規制するという方法は悪筋である。
結局、口出しされて介入されるとなると、生徒のよくないやらかしは潜在化していき、目に見えない場所で巧妙に、悪質に行われるようになる。ことが大ごとになってやっと露見してきて、取り返しが付かない。
適度に任せて失敗させつつ、危険信号を早めにキャッチするような感覚の使い方が求められる。
四六時中、生徒を構っているわけにはいかないけど、生徒の意識から教員の存在が消えてしまうような放置もよくない。
適度なバランスで、ちゃんと目をかける必要がある。
絶対に、この時期は直感的に嫌な予感を覚える瞬間が何度かある。その予感をちょっとした油断でスルーしたときに、大きな事故が起こるのである。
ちょっとやっぱり、この時期は心が安まらない。
色々とテクニックや工夫はある。
しかし、最終的にはその現場から感じ取る直感がバカに出来ないのだ。