ならずものになろう

少しは教育について話してみたくなりました。書き続けて考え続けてみたい。

ならずものになろう

また冬が来る

暦の上では今日が立冬だそうで。

少しずつ毎日肌寒くなっているのを感じている。

生徒と面談するにも屋外のベンチで話すには寒くなってきているし、図書室で室内履きを脱いで過ごしていると足が冷たくなってきた。

もうすぐ出願の時期

あと一ヶ月もすれば、私立大学の出願準備がいよいよ本格化する。

年末年始に出願が始まって、年が明ければすぐに共通テストだ。この時期まで来てしまうと、もうなるようにしかならない。

この高校3年生はコロナ禍で思うように行かなかったことが多い学年だ。

それだけにこれから始まる入試は、せめて大きな事故なく、落ち着いた状況で迎えてほしいものだと感じている。

何かと入試が慌ただしい。

毎年、制度がコロコロと変わるので受験指導で追いかけるのが非常に大変である。思いこみで下手なことを言ったら、生徒の一生に関わる。

受験科目関係が込み入っているのが本当に神経を磨り減らす感じがする。

正直、受験科目を減らすことで集客する方法にはあまり感心しない。何のために進学するのかということ自体の問題だとも思うし、「受験に必要ない」という言い方で蔑ろにされているものが多くあるよなぁ…と思う。

まあ、根本的に「受験科目としていらない」と大学から言われると「高校で教えていることは期待していない」と切り捨てられているようで業腹っていう感情論もありますが。

悔いの残らないように

年末年始が始まるとあっという間に卒業式である。

感傷に浸る暇さえないくらいに忙しい。

気づいたら卒業式が終わってしまっているというのが、いつもの流れである。そうして温かくなってくる時期に、また新しい出会いがある。

自分の仕事が果てしなく延々と同じ場所をめぐり続けているように感じる。その繰り返しの中でマンネリ化することなく、新しいことを続けられているだろうか。

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